就職者の声Voices of job seekers
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K.HさんK.Hさん

担当支援員に相談することで
気持ちや思考のコントロールができるようになった!


障害名うつ病 
職種事務補助・清掃 
利用期間1年3か月

障害特性の焦りと不安から就職しては退職を繰り返していた辛い時期…

病名は「うつ病」です。前職はドラッグストアでの品出しやレジをやっていました。その前は事務系の仕事をしていました。障害特性上、焦りと不安ですぐに結論を出してしまい、うまくいかなかったり、周りに迷惑かけたりすることで、自身がしんどくなり「うつ症状」が出て何もできなくなることがありました。
障害を開示しないで働いていた時は特に、早口で言われると指示の理解が追いつかなかったり、頭が真っ白になったりすることがありました。人間関係や業務量で悩み、ネガティブな思考が始まるとそのことばかり考えてどんどん辛くなり、退職などの決断を急いでしまうことがありました。こういった思考も「障害特性」とは気付かず、普通だと思っていたため、今思えば十分に障害理解ができていませんでした。うつの波が来ると、とにかく無気力になり、起き上がることもまともな食事をとることもできず、就職と退職を繰り返していた辛い時期が続きました。

支援員の優しい声掛けで前向きに考えられるようになった

「自己分析」の授業の時に一つのことに固執してしまい考えすぎるところが自分の障害特性の1つだと思い受け入れる事ができ、セルフトーク「今、考えなくてもいい」を使って対処ができるようになりました。嫌なことがあって気分が激しく落ち込んでも、辞めずに継続することができました。決断を出す前に支援員や主治医と話し合って気持ちを落ち着かせられるようになりました。

「ミスをなくすプログラム」の授業では脳が勝手に答えを出す「早い思考」とじっくり考える「遅い思考」を学び、私はすぐに結論をだしてしまう「早い思考」になってたので冷静になって時間を置くということがすごく役立ちました。

作業訓練では様々な種類の訓練に挑戦し、「苦手だ。私にはこれは無理。」と思って一度諦めてしまった訓練もありましたが、支援員が「Kさんなら出来ると思いますよ。もう1度試してみませんか?」と声をかけてくれて、ゆっくり教えてくれたら、落ち着いて訓練もできるようになりました。その時に、「無理ではなかったんだ」と大きな自信になって、その後はあまり「これは自分には無理だ」と思わなくなりました。
また、新しい作業を覚える時には動作のことばかり意識するのではなく、それぞれの動作が持つ理由や意味とセットで考えるようにすれば指示理解がスムーズにできるようになったことも大事な発見でした。

体験実習では、自分が興味を持っていたけど経験したことのなかったベッドメイキングのお仕事を3日間体験しました。障害を開示して、自分が企業側にお願いしたい配慮を事前に相談した上で実習に挑んだため、新しい業務を覚え切るまで何度も丁寧に教えていただくことができ、障害を開示して働くことへの安心を感じることができ、就職に関しても前向きに考えられるようになりました。また、実習先からはとても良い評価をいただき、やりがいをもって楽しく仕事をすることができ自信がつきました。
瀧浪支援員との面談では、自分の考えを受け入れてくれた上で、時には違う物の捉え方を提示してくれたため、自分の思考の癖に気付くことができました。「まずは瀧浪支援員と相談する」ことをするようになってからは、急いだ決断を下すことが大幅に改善し、気持ちの波もコントロールしやすくなりました。また、家や仕事場でもネガティブな思考になってしまった時に役立つ「ポジティブ言葉集」を作ることを提案してもらい、いざとなった時にうつの波を和らげるお守りとして家に置いています。そして、私が感情的になった時でも広い心で包み込んで話を最後まで聞いてくれました。

同行や面接練習で就職活動も乗り越えられた

応募書類作成では、志望動機や自己PRなど私が伝えたいことを文章化するのが不器用だったため、添削や書き直しをしていただき配慮事項の整理も一緒に考えてもらいました。支援員からの視点での最終報告書を作成し、障害特性や体調・作業・対人関係面での客観的な評価を詳細に企業側に伝えていただき、ここまで支援していただきとても感動しました。
コロナで在宅支援を受けている時に丁度、就職活動をしていて思うようにいかなく落ち込んでいる時がありました。そんな時にも「必ず就職できます。就職できるまで一緒に仕事探します。絶対、大丈夫です。」と言ってもらいすごく心強かったです。
面接練習では、答えづらい、職歴や症状に対する質問を練習し、より良い伝え方を提案してもらえて、何回も面接の練習をしていただき本番の面接で本領を発揮できました。
面接同行では、ほとんどの企業で同行してもらい、自分が面接の急な展開に戸惑った時は「○○について質問してみますか?」と言ったパスを投げてくれたり、業務内容や労働条件について直接聞いてもらいました。他にも支援員からの客観的な意見として、障害特性やお願いしたい配慮について補足していただきました。また、面接で質問されたことを振り返るシートを作成し提出した時は、改善策やアドバイスを書き込んでいただき次の面接に活かしていけるようにできました。

様々なご縁に恵まれ、やりがいの感じられる事務補助のお仕事を選びました

管理部での事務補助や清掃等のお仕事を選びました。私はこれまで営業事務をしてきた経験から事務の仕事にやりがいを感じてきたからです。
入所した当時はクローズで働く厳しさを知っていたので、オープンで働こうと腹をくくっていました。ですが、就活期にコロナと完全に重なってしまい、自分は年齢も高く、厳しいなと思い、やっぱり障害を隠して就職しようかなとさえ迷いました。転職を繰り返していたことや、自分のことをよく知ってくれていた主治医にその時に「Kさんは、オープン(障害を開示すること)で働いた方がいいよ」と言ってもらい、根気強くオープンで仕事を探すことにしました。瀧浪支援員にも色々な媒体でのオープンの仕事を一緒に探してもらいました。すると、見学や雇用前提実習にも応じてくれる企業さんの障害者雇用枠の求人と出会うことができ、素敵なご縁に恵まれました。