就職者の声Voices of job seekers
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Y.KさんY.Kさん

Y.Kさん

豊中事業所

CONNECTでの日々が就職への不安を自信に変えてくれた


障害 統合失調症・知的障害
職種 農園
利用期間 1年11か月

瀧浪 貴夢

担当支援員

生活支援員 / 公認心理師

瀧浪 貴夢

病気や障がいで働くことが不安だった

私の病気・障がいは統合失調症と知的障害です。大阪職業センターで「重度判定」を受けました。一時期、頭の中で声が聞こえる「幻聴」という症状がありましたが今は服薬をしていて症状がありません。学校生活では勉強についていくのに難しさを感じました。自身の発音が聞き取りづらいため、コミュニケーションで自信が持てませんでした。コミュニケーションに不安があったため、働くことも不安に思っていました。

まずは生活リズムを整えるところから始め、どんどん就職に向けてステップアップできた!

早寝早起きができるようになりました。通所する前はお昼頃に起きるのが多かったですが、通所後は9:30に間に合うよう、8時に起きられるようになりました。仕事は8:30からなので、早起き訓練をして、6:40に起きられるようになりました!豊中事業所への通所も電車を毎日一人で乗っていたので、一人での通勤に自信がつき、電車で30分くらいの実習先(そして現在の就職先)へも通うことができました。最初は事業所であまり話せなかったけど、担当の深谷支援員が色々話しかけてくれて、自然と話せるようになりました。深谷支援員に「入所したときはしんどそうだったけど、今は明るくなって周りともお話できていますね」と褒められ、うれしかったです。前はコミュニケーションに自信がなく、休み時間などに雑談にあまり参加していませんでしたが、CONNECTの「ディスカッション」や「ホンネで話そう」といった発言するプログラムへの参加を通して自信がつき、休み時間の雑談にたくさん参加できるようになりました。特に、成川支援員と丸山支援員とお昼時間にテレビ番組の話をたくさんするようになりました。パソコンもタイピング練習をたくさんしてブラインドタッチができるようになったので、履歴書や職務経歴書も全て自分で打ち込みました。応募書類や入社書類を企業に提出するための郵送も支援員に教えてもらいできるようになりました。

訓練は自分の成長を感じることができて楽しかったです!

業務訓練が役に立ちました。チームで行う訓練ですが、報連相やコミュニケーションを密に取る練習がたくさんできました。最初の頃はミスばっかりでした(笑)。担当支援員に心配され、「この訓練やめますか?」と聞かれましたが、「やりたいです!頑張ります!」と即答し、まずは訓練の種類を絞ってとにかく特訓しました。支援員に「スピードより正確性」と言われたことを意識して、時間をかけて練習してみたところ、心の焦りがなくなって、ダブルチェックもできるようになって、うまくいきました。
働くことの不安に関しては、2回実習に行きました。その理由としては、就労経験が全くなかったので、どういう業務内容が自分に合うか、初対面の方とコミュニケーションが取れるかを確かめたかったからです。実習を経て、自信を持てたのと、仕事が楽しいと思えたので、就職活動へのモチベーションがとても上がりました。
就職活動もやり方が分からなかったため、求人検索・応募書類作成・模擬面接・面接同行も全て支援員と一緒に行いました。一人で地図を調べて初めての場所へ行くことができないので、それも支援員が手伝ってくれました。最後の方では、一人でハローワークへ行けるようになったり、実習の集合場所の下見に一人で行ったりすることもでき、成長できました。ディスカッションというグループ討議の授業では、発表やタイムキーパーも経験することができて、自分の成長を感じることができました。

いつも温かかったCONNECT豊中の支援員

深谷支援員は、自分のために色んな選択を与えてくれて、選んだ選択を尊重してくれました。また、みんなと同じチームで訓練することになった際は、参加しやすいように作業内容を調整してくれました。丸山支援員は明るくて、たくさん話しかけてくれて他の利用者とも混ぜてくれて、自信を持てるきっかけをたくさん作ってくれました。福岡施設長は、自分が頑張っていることにいつも気づいてくれて、ウォーキングの表彰制度なども立ち上げてくれて、自分が1位を取ることができました。瀧浪支援員は、他の利用者と同じ訓練内容ができるようになりたいという気持ちに気づいてくれて、訓練に集中する時間をもらい、最終的には製造系の作業訓練を全種類できるようになり、いい思い出になりました。就職活動をするときは、とにかく面接練習にたくさん付き合ってくれて、面接に向かう道中でもリハーサルをしてくれて、50回以上は一緒に面接練習をしたと思います。成川支援員は、テレビ番組の趣味がとても合うので、お昼時間にその会話をするのが毎日の楽しみでした。松澤支援員は、初出勤の日からボケまくってくれて自分を大笑いさせてくれたり、とにかく笑わせてくれるので、互いにボケたり突っ込みあったりしていい思い出です。また、面接の日にはネクタイの結び方を毎回教えてもらい、助かりました。事務員のお二人も、ウォーキングの時に色々とお話ができて楽しかったです。
自分にとってCONNECTは成長し、自信も持てるようになった場所でした。行ったら誰かと話せる場所です。仲間がたくさんいる場所です。

働いて映画のDVDを買いたい!お父さんを安心させたい!

農園で野菜を育てる仕事に就くことになりました。最初は、清掃の仕事を探していましたが、パートの求人が多く、より長い時間働きたいと思い、最終的に違う道を選択しました。屋内型の農業の実習もあると聞き、興味を持って、実習に行き、同じ障害を持った方とチームで作業できるところがいいと感じたので、そこに就職しました。他にも、障害を持った方を大切にされていると、企業説明会で感じたので、そこで働きたいと思いました。
仕事面の目標は、働いた経験がないので、長く働くことです。夢は、趣味の映画のDVDを買うことです。これは面接でも言いました。父に働いている姿を見せて安心させたいと思います。

ご家族からのお声~お父様から見た約2年間を語っていただきました~

本人には就労経験がなく、もともとは本人のやりたいことを見つけられるまでと思っていました。しかし、入院をきっかけに就職させた方がいいと思い始め、CONNECTへの通所を開始しました。
通所してからは生活リズムも整い、安心して通所させられました。本人もCONNECTで苦手なコミュニケーションも取れていたので、よくしていただいていると常々思っていました。本人はCONNECTで周りの話についていくために、あまり詳しくなかった野球を家で一生懸命見始めるようになりました。もともと野球なんてそんなに興味なかったのに笑
本人からはこちらが仕事で疲れていてもお構いなしなくらいにたくさんCONNECTでの今日の出来事をしつこく報告してくれていました笑
いよいよ通所終盤は就職活動を始めましたが、途中からすごく農業をやりたそうだったので、やりたいことをやればいいと見守っていました。
しかし、就職活動の序盤では面接を受けても落ちてしまうので無理かなと思ったこともあります。もともと会話が不明瞭になるうえ初対面の人に緊張して吃るため、面接を通過して就職するというのは難しいと思っていた節があります。
だからこそ、CONNECT卒業時の最後の挨拶で皆の前でしっかりと話せていたことは成長だと思うし、びっくりしました。文章は用意してもらったものですが、最後まで読めたことに驚いています。今までは緊張して話せなくなって、吃っていたことを考えるとすごいと思います。よくここまで続けてきました。
就職先はオープニングスタッフで周りの人と横一線でスタートできるのがいいなと思っています。途中からはこの就職先の企業1本しか本人が狙っていないように見えたくらい、強く志望している企業に入れてよかったです。
就職活動時の支援を中心に担当の瀧浪支援員には非常に良くしていただきました。
いつも実習など施設外実習がある際には、いつも丁寧に手紙で開始時間等のスケジュールを連絡してもらえました。今までの瀧浪支援員からもらった手紙はテーブルの上に全部並べて置いてあります。ちゃんと1枚も捨てずに取ってあります笑