

前職での辛さにしばらく悩まされていました
前職では怒鳴られたり、物で当たられて萎縮してしまい、働きづらさを感じておりました。
又、自身の意見を押し通してしまいがちで人間関係で度々衝突したり、自身の説明を相手に理解されにくい事に悩んでおりました。
仕事から離れても、当初は前職の事を思い出すだけで、感情が乱れ、涙が止まらなくなり、落ち着くまで時間を要しました。
訓練の中で前向きになり「強み」を発見できました
CONNECT天王寺事業所の訓練では「ディスカッション」「報連相」「業務訓練」といったグループワークが特に勉強になりました。
「ディスカッション」では複数人で話し合う事により、自身の意見を押し通すだけではなく相手の意見も汲み取り、合意形成する大切さを学び、他者の様々な意見を聞く楽しさを実感できました。
「報連相」では要点を捉え、短く文章をまとめる練習ができ、相手に理解しやすい伝え方を勉強しました。一度訓練として合格判定をいただいたのですが、合格後も自分自身が納得できるまで課題の改善に向けて継続して取り組んでいました。
実際の職場に見立てた「業務訓練」では、周囲に意識を向け、視野を広く持つことができました。
軽作業を行う訓練や業務訓練で得意不得意が明確となり、課題に前向きに向き合うモチベ―ジョンと自信を得ることができました。
又、元々人見知りな性格でしたが、体験や見学の方の初来所の方に自身から話しかけることを意識することで、「初めての人でも積極的に話しかけ、会話を楽しむ事ができる」という新たな強みを見つけることができました。CONNECTでは他の利用者の方と良好なコミュニケーションをとれる様になりました。
支援員の個別訓練や面談で辛さから解放されました
訓練中は焦りや不安から感情のコントロールを失う場面がみられたため担当支援員の方には、個別に感情コントロールの訓練をしていただきました。
具体的には、起こった事象と現れた感情の間の経緯を分析し、書き出すことにより、自身の感情を広い視野でみて冷静さを取り戻すということを行っておりました。
この訓練によって、適応障害のきっかけになった出来事や前職での辛かったことを思い出しても感情が乱れることが少なくなりました。
CONNECTは様々な障害や特性を抱える仲間達とコミュニケーションをとり、切磋琢磨と共に成長し合う場でした。そして自身の特性を理解し、課題に向け少しずつ前進していける自信のつく場所でした。
担当支援員の方との面談で日々の訓練や生活の不安を相談し、一人で抱え込む苦しみから解放されました。
実習でチャレンジしてみようと自信をつけることができました!
私は事務職に就職することができました。初めは事務職は主にPC操作やマルチタスクが多く難しい印象を持っていました。
しかし、初めて事務職の実習を体験させていただき、軽作業的な業務も多く、作業の指示書や作業の目安となる目印がきちんと設定されており、指導員の方も丁寧に説明して下さいました。
作業理解がしやすく、私でもできるかもしれないと自信がつき、新たに挑戦してみようと思い事務職を選びました。
作業する際は必ずとったメモや手順書を確認しながら行い、自身の作業はこまめに確認して、正確性向上を目指したいと考えております。
今の目標は、トライアル雇用から契約社員へステップアップすることです。そして将来の夢は、お金を貯めて一人暮らしをして自立し、猫を飼うことです。