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また課長、昨日と言ってること違うんだけど・・・

2021.06.18

梅田事業所ブログ

こんにちは。梅田の猪原です。

 

突然ですがみなさん、上司の方が昨日言ってたことと、今日言ってることが違う!って経験ありませんか?

これって本当にどこでもよく聞くな〜と思います。

本当にあり得ないレベルで違ってると、ビックリなんですが(笑)、よくよく話を聞くと上司の方が言ってることが正しい!なんてこともよくある訳で・・・

そして、何よりコネクトに通われてる方からもよく聞く話なので、再就職後に同じことが起きないよう、僕らの訓練ではとても大事な訓練ポイントになってるんですよね。

という訳で、このブログを読まれてる方にも同じことが起きていましたらその助けとなるように、本日はこの対策を書かせてもらおうかと思います。

 

原因は 抽象⇔具体

みなさん、具体とか抽象とかって言葉はよく使われますか?

 

家電製品の取り扱い説明書は具体的。

テレビのワイドショーの雑談は抽象的。

料理の手順は具体的。

会社の方向性は抽象的。

 

こんな感じで、具体や抽象は私達の周りにたくさんあるんですが、この具体と抽象が入り混じりるのが仕事です。

なので、最初に話した「言ってることが違う」の件ですが、

・上司からすると、同じことを言っているつもり

・部下からすると違うことを言っているように聞こえる

ということがよく起きます。

 

「言ってることが違う!」と感じるエピソード

では、例を交えて説明します。

ある日、株式会社「抽象」にて、このようなやり取りがありました。

ー社長室にてー

社長「課長!売上あげて!」

課長「承知しました!」

ー営業1課室にてー

課長「社長から売上アップの指示が出た。今月は営業をきっちり行いましょう!」

部下「具体的には?」

課長「そうだな〜。単価の低い商品を中心に販売数を増やしましょう。」(不景気なので、高額商品は売れにくいから、主力は低単価商品だな)

 

部下「わかりました!(低単価商品を売るんだな)」

 

・・・一週間後

課長「売れ行きはどうですか?」

部下「はい。低単価商品ですが、思ったより伸びず、苦戦しております。原因は、高単価商品への購買意欲が強い為かと思われます」

課長「そうか。では、高単価商品の売れ行きは良い訳だね?」

部下「いえ、販売しておりませんので、よくありません。低単価商品で進めるお話でしたので。」

課長「え!売れるんだったら売らないと、・・・」

部下「え!・・・すいません。(いや、聞いてないし。)」

 

さあ、考えてみよう!!

とてもザックリしたエピソードですが、どうでしたでしょうか?

このエピソードで部下の人は、

「低単価商品を売れという指示を受けた」と受け取っている為、課長が言ってたことが違う!と感じています。

ですが、上司は話の最初に「営業をきっちり」という

抽象的な「売上アップ」の指示を出していると思っています。

この時、部下が抽象的な指示では何をすべきかわからなかったので、「具体的には?」と聞き返しており、結果「定単価商品を売る」という具体的指示をもらったという結末でした。

今回、課長が出した指示は

売上アップの方法の1つでしかなかった

訳で、極論

「売上が上がる」のであればどんな策でも良かった

と思っていたことになります。

これが「言ってることが変わった」理由です。

 

で、どうしたら良いの?

まず、今回の問題の原因は、どちらにもあります。

課長の問題は、部下が「低単価商品を売ることは、売上アップの1つの方法に過ぎない」ということを、しっかり理解できるまで確認しなかったこと。

部下の問題は、「具体例を示されただけで、理解できたと思い込んだこと」です。

 

この解決には、

どちらも会話を続けること

 

これが必要です!

ですが、注意してほしいのは、部下が「理解しました」と言えば終わってしまうという点です。

そして、理解したという言葉は、責任に変わり、理解不足からの失敗は部下の責任になります。

 

以上のことから、部下として上司の指示を正確に理解することは、最も重要なことだと考えるべきなんです。

そして、どうやったら理解できるのか。それは、例題を自分が言えるかどうかで試すと良いでしょう。

例題というのは、理解していなければ作れません。理解が間違っていれば、例題も間違います。自分の理解度を上司に計ってもらうためには、是非例題を聞いてもらってみてください!

 

※実は、抽象と具体のメリット、デメリットも書きたかったんですが、既に結構な字数がいってしまっているので、また機会があったら書きたいなと思います。

最後まで付き合ってくださった方、ありがとうござました。

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