皆さま、お待たせしております!前回からかなり時間が空いてしまいました・・・。
支援員ってどんな事してくれるの?Part②でございます(´∀`❤)
内容覚えてない!知らない!という方は【こちら】をご覧ください♡
さて、Part①ではAさんの課題についてお話いたしました。課題を解決、もしくは解消できるような支援をCONNECTで行っていますのでご紹介します↓↓↓
何事にも否定的なAさん。水耕栽培を行っている企業へ実習に行きましたが、実習が決まった時点から「農業関係は配慮してもらえない」「腰が痛いからできない」と不安と否定を言い続けていました。実習という見えない不安に対して、支援員と(否定的な物事を肯定に変える)リフレーミングを都度行う事で、不安を取り除く作業を一緒に行いました。今回の配慮をしてくれないという不安に対しては、ご本人だけでなく、実習先の企業さんへもアプローチを行い、腰痛に対してはご自分のこだわりがある椅子を持っていく事を了承していただきました。
結論から話せないAさんに対しては、話したい事をメモにする事から始めてみてはと提案しました。もちろん、メモを取る行為もメモを見直す行為もすぐにはできません。半年以上の時間をかけてようやくメモを活用し、要点をまとめて話をする事ができるようになりました。これはご本人の習慣にもなり、現在の職場でもメモを使って伝えたい事、教わった事をまとめています。私からは「まず結論はなんですか?」とあえて話し出す前にご本人へ伝え、結論から話す事を意識していただきました。
CONNECT在席中の面接で、体力的に難しいとお断りされた企業がありました。ご自身でも、年齢や体力面で自分は他の人よりも劣ってしまうと悲観的になっていました。CONNECTのプログラムであるウォーキングに参加したり、立って訓練をして体力作りに励みました。こちらはすぐには結果は振るわず、ご本人の自身になる程の体力は作ることはできませんでした。が、ご自分の働ける限界を知る事ができ、それを踏まえて就職活動ができるようになりました。
10月から本格的に就職活動を始めて数十回の面接練習を重ね、自分の発言に自信を持ち、配慮事項やそれに対するご自分の対策等を考える事ができたAさん、初めは嫌だと言っていた清掃の仕事にも興味を持ち、自分でもできそうと思った会社に応募。書類選考、一次面接を通過し、二次面接は私と一緒に会社に行きました。面接練習で自信をつけたAさんの面接を見て、その場で清掃員のパートとしての採用が決まりました╰(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)╯
結果として、Aさんの希望が全て叶った訳ではありません。むしろ理想と違いすぎるのでは?と思う方も多いと思ます。しかし、就労移行を利用する中で、ご自分の秘めた可能性が開花する事もあるかもしれません。Aさんと出会って約8カ月ほどの期間でしたが、心に残る思い出になりました。CONNECTは就労定着支援も行っておりますので、これからは定着支援も行っていきます!CONNECTの支援を体験してみたいとお考えの方、是非一度お越しくださいo(`·ω·´)o