皆さんこんにちは！
就労移行支援事業所CONNCT新大阪の竹原です。
最近急に気温が変わってきて体調を崩しやすい季節になりました。

外出される際には何か羽織る物を持っていくなど、体温調節できるようにしていくと良いかと思います！

さて突然ですが皆さん、グループディスカッションって知っていますか？
聞いたことがあるって方は多いのではないでしょうか？
私はCONNCT新大阪でディスカッションプログラムを担当させて貰っているので、その事について書いていきたいと思います！

ディスカッションとは

そもそもディスカッションは討論や議論といった意味を持つ言葉です。
与えられたテーマに沿ってグループで話し合って１つの結論を出してもらいます。
CONNCT新大阪では大体4.5人で１つのグループになることが多いです。
ディスカッションプログラムでは4つの種類のディスカッションを行なっています。

作業型

実際に行動することが必要なテーマを行います。

例えばストローとはさみだけを使って、できるだけ高いストローのタワーを作成するなどのテーマがあります。

目標達成に向けたアイデアの提案、作戦決定、作業といった役割分担も必要になります。

選択型

「仕事に必要なものは何か？」などのテーマに対し、与えられた選択肢の中から自身の価値観に合った答えを選択してもらいます。

正解が存在しないなかで話し合っていただきます。

企画立案

「花見をしよう」などのテーマで、企画を考えます。

目標は、CONNECTにいる人の8割が参加したいと思える企画の立案です。

場所、時間、予算などについて話し合って決定します。

ディベート型

「AかB」、「YesかNo」のような異なる立場に分かれて議論します。

例えば、住むなら都会か田舎どちらがいいですか？といったテーマがあります。

ディスカッションの効果

ではディスカッションをするとどんな効果があると思いますか？

ディスカッションでは自分なりの考えを言わないと話し合いにならないので、自分の意見を言うことがすごく大切です。
自分の意見が言えなくて困っている方って結構多いのではないでしょうか？
ディスカッションは自分の意見が言えない方や、コミュニケーションに苦手意識がある方にピッタリのプログラムです！
また、自分の意見を言うだけではなく他の人の意見もしっかり聞かないといけません。
つまり、自分の意見を言う力と他の人の意見を聞く力を同時に養うことができます！
ディスカッションでは、話し合いの中で自分とは違う意見が出ることもよくあります。
その際に、自分とは考え方が違っていても一方的に否定したり感情的になったりしてはいけません。
人それぞれ様々な考え方があるのだと理解して、冷静に感情をコントロールすることも大切です。

実は他にもたくさんの効果があるのですが長くなってしまうのでここでは割愛させていただきます。

コミュニケーションが苦手で仕事や普段の生活で困っている方ってすごく多いように感じます。
実際にCONNCTに通われている利用者さん達も「コミュニケーションが苦手なので、ディスカッションで訓練したいです！」とおっしゃられる方が多いです。

皆さん最初はうまくできるか不安そうにしていますが、参加する度にどんどん成長しています。
プログラムを担当している私自身すごくそれが嬉しいです。
仕事をするうえで、何かコミュニケーションを取る機会があると思います。
ディスカッションについて少しでも気になった方は、どんな訓練なのかぜひ一度見学・体験に来て知っていただけたらと思います。