みなさんこんにちは! 新大阪事業所の木村です!
今回は、ストレスを色々な角度から緩めていくことを考える回です。
ストレス対処はとっても豊富な私ですが、どうしても対処しきれないストレスって、やっぱり出てくるもの。
というわけで、対処法以外にも対応できる方法を集めてみました!
ストレスとは
良い影響をもたらすストレス、悪い影響をもたらすストレスの両方がありますが、ここでは後者の「心身への負荷」として取り上げます。
心身への負荷への関わり方として、大きく分けると、「自己理解」「受けた負荷への対処」「負荷を受けにくい心身をつくる」「環境を整える」の4つが考えられるでしょう。それぞれを見ていきます。
【自己理解】
ざっくりと自己理解と言っても、意味が広すぎるので、ここでは自分にとって「何が得意か・不得意か」「何を負荷と感じるか」「心地良い・悪いものや事は何か」「考え方や捉え方の特徴」などに焦点を当てます。そしてこの自己理解が、他の3つと深く関係しています。
【他の3つ】
やや乱暴な括りですが笑
木村の経験上、この3つは後に行けば行くほど実現が難しくなっていきます。つまり簡単な順に紹介していきますね。
①受けた負荷への対処
いわゆるストレス対処法です。沢山持っていると良いのですが、次の見方で自分なりに点数をつけてみるとなお良しです。
・効果
どれだけ効果があるか。どれだけスッキリするか、リフレッシュ、リラックスできるか、など。
・汎用性
状況や時間、場所にどれだけ自由度があるか。毎日できるか、それとも年に数回か。一人でできる、仕事中や休憩中でもできるか、または誰かと一緒でないとできないか、など。
・手軽さ
始めるまでにどれだけ手間や時間がかかるか。家ですぐにできるか、道具などを準備して遠方に出かけるか、など。
・費用
初期費用や1回あたりの費用がどれくらいかかるか。もしくはタダか
・負荷の深さとの関連
ダジャレです笑
いえそうではなく、ストレスの度合いによって効果が変わるものや実行できるものが変わるので、その把握です。
例えば公園に行くのが好きでスッキリする人でも、ストレスの度合いが大きくしんどいときに外出が難しくなるので、公園にはいけなくなる、などです。
②負荷を受けにくい心身を作る
負荷を受けやすい考え方や、体の状態は存在します。木村自身の例で言うと、「〜すべき」という考えが強かった、運動不足、食事の偏りなどです。この『「〜すべき」という考え方が強い』という自分の考え方のクセに気づいて、その場面に出くわすごとに、気づいて立ち止まる、という事(認知行動療法)を試してみたり、ウォーキングやヨガ、筋トレなどをしてみたりした結果、以前よりも負荷を受けにくくなったな、と感じています。
こねくと新大阪のプログラムでも、認知行動療法やウォーキング(外出が難しい天候や季節では軽い筋トレや体操)を実施しています。複数の方たちが一緒に取り組むので、一人だとちょっと続けるのが難しい、、、と感じることでも、安心して取り組めると思います。
そのほか、こねくとでは皆様に栄養バランスの取れたお弁当を提供しております。普段食生活が偏りがち・・・という方でも、安心していただけると思います!
③環境を整える
こちらは2つの観点があって、1つは「環境に直接働きかける」、もう1つは「自分自身の行動を見直し結果として人間関係が改善される」です。
1つ目は、例えば職場で言えば、業務手順が分かりにくいので自分が分かりやすいマニュアルを作る、という身近な事から、職場の仕事量がしんどいので上司に相談する、もしくは、転職し自分に合う職場を見つける、という大きなものまであります。
2つ目は、自分には悪気がなくて取った行動や言動が知らないうちに周囲の反感を買ってしまうような場合を考えてみましょう。
悪気がない場合、自分では気付けなかったり、気付けても自分ではなかなか改善できなかったりする場合が多いのではないでしょうか。
改善できない場合、どうなるでしょうか。最初は小さな反感で、周囲の人たちも笑って許してくれるかも知れませんが、人の我慢には限度があるので、少しずつ周囲が冷たくなっていってしまうかも知れません。
こうした場合は、SST(※)で場面に応じた対応を身につけると効果的でしょう。
終わりに
さて、今回はやや広い範囲でストレス(心身への負荷)との関わりをお話しましたが、いかがだったでしょうか?
こねくと新大阪では、今回お話した内容を、日々のプログラムや訓練、面談や日常のやりとりの中で実施しています。
もしも今日お話しした内容の中で、今困っていることや思い当たる節がありましたら、ぜひこねくと新大阪にお越しいただき、お話ししてみませんか?