
こんにちは。CONNECT梅田の岩佐です。
CONNECTでは個々で行う作業訓練のほかに
・メモ取り
・ディスカッション
・報連相
・電話対応
というグループワークのプログラムがあります。
今回は私が担当しているメモ取りについてお話したいと思います。
メモを取るという行為は、必要な情報を短くまとめて書き留めることです。
会議・授業・読書・仕事のタスク整理など、さまざまな場面で使われます。
そんなことは分かっている、いつもしているという方も大勢いらっしゃるとは思いますが
後で見返して思い出せるようにする「忘れないための記録」
書くことで頭の中がスッキリする「考えを整理する」
長い話の中から本質だけを残す「重要ポイントを抽出する」
タスクや次のステップを明確にする「行動につなげる」
という目的を満たした「使えるメモ」として取れていますか?

一般的なメモの取り方として
- シンプルで早い「箇条書きメモ」
- 階層で整理する「構造化メモ(アウトライン)」
- 関係性を可視化する「図解メモ(マインドマップなど)」
- 内容を短くまとめる「要約メモ」
等がありますが
完璧に書こうとしないでキーワード中心に書き取ることに注力して自分が理解しやすい形式でよいので
最も大切なのは後で見返す前提で書きとることをお伝えしています。
CONNECTではメモを取る題材を2種類用意していて
作業訓練の一つのパーツセットの作成指示書を音声で聞きとってもらうというものと
ニュースの音声からキーワードを書き留めて、あとからこちらの質問内容に答えてもうものがあります。
どちらも機械音声で平坦で抑揚がなく、かなり聞き取りづらい状態で取り組んでいただくのですが
訓練前に毎回ポイントをシェアして何度も訓練するうちにみるみる書きとれるようになられます。
書くのが速い人・遅い人
カタカナ語が得意な人・苦手な人
キーワードを見つけるのが得意な人・苦手な人・・・
と人それぞれに得意・不得意がありますので
「今日は数字だけは全て書きとろう」や「名詞を出来るだけたくさん書きとろう」
など、毎回ご自身に合わせた目標設定をお勧めしています。
そうすることでご自身の苦手な所・得意なところを把握しやすくなり、次の訓練に生かされていきます。
また、そのような視点を持つことでご自身を客観的に見るきっかけになり
就職の際の自己分析や、職業選択にも生かされると考えます。

スモールステップで「できた!」を積み重ねて土台ができると飛躍的に伸びるタイミングが来るので
継続は力なりでコツコツ取り組んでいただきたいと思います!
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