若いときから心の病にかかり、精神科の先生と相談しながら何とかやってきました。
特に20代の就職するまでの間はとても悩み、苦しい状況でした。
鬱と躁を繰り返しましたが、精神科の先生の尽力と投薬によって何とか立ち直り、高校の講師とて25年間働きました。
40代に中学校で講師をしていましたが、激務から再度鬱になり、仕事を続けるのがやっとの状態でした。
その後、介護などの仕事をしましたが、何とかしなければならないという焦りと、NOといえない自分の状況に苦しくなり、どれも長続きしませんでした。
CONNECT新大阪事業所に入所し、まずはアサーションの講義を受けました。
あまり周りの意見を聞かず、自分の考えだけで突っ走ってしまいがちな私にとって大変いい影響を受けました。
作業訓練では入所当初、ビーズや綿棒などの細かな作業は集力がなく、ほとんどできませんでした。しかし、通所して時間が経ち、自分の状態が落ち着くにつれ、集中力もつき根気強くやっているとだんだんできるようになり、自信がつきました。
そして、企業実習に参加し、実際に実習することで自分の課題がさらに見つかり、それをCONNECTでクリアしてくいくことを続けました。
その中で「今やることに集中できるよう不要なものは片づける、導線を考え物の位置を決定する」ことが自分に一番大切だとわかりました。
訓練や実習を通して課題をクリアしていくことで、当たり前のようで実際の職場では仕事に追われて実践できていなかったと振り返ることができました。
担当支援員は優しい人でした。でもただ優しいだけではなく、しっかりと私を受け止めてくれました。
時として私が何を言っても担当支援員は頑として動かないときもありました。
しかしそれはすべて私のためで、年齢も高くプライドも高い私をしっかりと導いてくれました。
また、ファッションや趣味のことも褒めていただき、CONNECTで楽しく過ごすことができました。
「働かないと」という気持ちばかりがあった私でしたが、訓練や担当支援員の支援を通じて、まず自己理解が大切だとわかりました。
そして障害を理解した上で働くこと、それ以上に生きることが大切だということも知りました。
気持ちばかりが勝っていた自分を客観化でき、約2年かけて自己理解ができました！
新しい価値観や考え方をたくさんCONNECTで知ることができました。
最終的には中学校の教員サポーターのお仕事に就きました。
このお仕事に就くと決めるまで紆余曲折がありました。
最初は前職で悩み苦しんだので、人を相手にする仕事はしたくないと思い、農業とかCONNECTで紹介していただいた調理の仕事を考えていました。
しかし、通所が進むにつれやはり本当にやりたかったのは人相手の仕事なのだと気づきました。
ですが、気づいたものの、やはりもう一度目指すことにためらいはありましたが、自己管理のできる今の自分ならできると思い就職することに決めました。
今はとりあえず就いた仕事をしっかり行い、その上で少しづつ自分のできることを増やしていきたいです。
やりたいことはたくさんあるので、将来は何をしているのかな？
そんなことを考えながら、「人生トータルに楽しみたい！」と思っています。
ご希望の事業所へご連絡いただければスピーディーに対応が可能です。
まずは相談だけでも構いませんので、お気軽にお電話ください。
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