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統合失調症の人でも仕事できる?おすすめの仕事や支援体制を紹介!

2022.08.12

病気・障害の特性

みなさんこんにちは!就労移行支援事業所CONNECT梅田の間です。
今回は統合失調症の方でお仕事選びにお困りの方や、復職を希望されている方支援を受けられる機関を知りたい方などのご参考になるよう、一つ一つ解説していきたいと思います!

この記事は次のような人にオススメ
  • 統合失調症があり、現在仕事を探している人
  • 統合失調症から回復し、仕事を復帰したいと考えている人
  • 統合失調症を抱えながら仕事をするときに受けられる支援について知りたい人

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統合失調症とは

統合失調症は人口のおよそ1パーセントが発症するとされており、とても珍しい病気というわけではありません。感情や思考がまとまりにくくなることで人間関係の構築や行動などに影響が出るため、長期にわたり生きづらさや苦痛を感じられている方もいらっしゃいます。症状としては主に、陽性症状、陰性症状、認知機能障害に分けることができます。

陽性症状

実際には存在しないものをあるように錯覚してしまう幻覚や幻聴、妄想などの症状が代表的に挙げられます。また実際には起こっていないのにも関わらず「操られている」「監視されている」「陰口を叩かれている」などの思考から、人との関わりが困難になってしまうことがあります。

陰性症状

感情表現が乏しくなる、共感・意欲・やる気が低下するなどの症状が見られます。記憶力や思考力が低下してしまうのも症状の一つです。例としては、考えがまとめづらい、優先順位を付けるのが困難なことが挙げられます。

認知機能障害

判断力・記憶力・理解力などの認知機能が低下する症状です。症状によっては情報や思考をまとめることが難しくなります。また新しいことを覚えづらい、集中できない、計画を立てることができなくなることなどがあります。これらの症状に対しては、自身の症状の予兆を把握しておく、症状に対する自己理解や管理方法を見つける、訓練や精神療法・リハビリなどを取り入れていることなども有効的です。それらに加え、小さなステップからできることを習熟していく、相談できる機関を押さえておくとより働きやすくなることもあります。

統合失調症の人が仕事を続けるためのポイント

ここでは、統合失調症の人が働きづらいと感じることが多いとされる項目への解決策を解説していきます。仕事の環境や選び方を工夫することで、働きづらさを緩和させることも可能です。

服薬・通院をかかさず行う

定期的な通院を行ったり、主治医から服薬の相談ができる環境や習慣を作ったりすることも大切です。症状によっては自覚が難しいものもあるため、専門家の意見を基に予兆を明確に把握しておくと安心感がありますね。

規則正しい生活を送る

日々の食事や就寝などのリズムを、一定に保つこともおすすめです。 生活リズムの安定は、精神的な安定にも繋がります。ストレス刺激を緩和するために十分な睡眠や、自分なりの対処法も行うとようですね。

過度なストレスを避ける

仕事する上で一番の基盤とも言え、かつ忘れてはならないのが、自身の生活・健康管理です。なかなか自分自身だとそれが把握しづらいこともあるかと思いますが、そんな時でも相談できる相手を職場や生活の中で決めておくとよいかもしれません。不安などの感情を周りと共有できるよう、職場内でも相談できる担当者がいるだけでも安心できそうですね。また疲れやすい方は、長期的な就労のため短時間勤務を視野に入れるのも良いでしょう。仕事の習熟度や状況に応じて、仕事量や負荷を調整するのもおすすめです。障害者雇用を選択することでも、合理的配慮を受けられる環境で働けるメリットが期待できます。

統合失調症の人のための仕事の選び方

ここでは、統合失調症の方が仕事を選ぶ上でのポイントを解説していきます。

自己分析を行う

仕事を選ぶにあたって、まずは自分ができることは何か把握することが大切です。そのためには、当事業所のような就労移行支援や、リハビリでのトレーニングが有効となります。長期的に就労するための工夫策や習慣を身につけることが期待できるでしょう。症状の自己理解ができていれば、職場への適応もしやすいかもしれませんね。

雇用形態を考える

雇用形態には、障害者雇用をはじめ、様々な形があります。自分に合った雇用形態を選ぶ際には、自分なりの働きやすさをじっくり模索していくことが大切です。もし希望であれば、職場に合理的配慮を求めることも一つの手段です。自分の症状や特性をあらかじめ企業側に伝え、かつ自分の言葉で説明できるとなお良いですね。

相談できる環境を整える

就職後、企業内の担当者と定期的な面談を設定してもらったり、解決策を一緒に相談してもらったりできる環境も大切ですね。当事業所のような就労移行支援事業所からの定着支援を利用している場合、担当の支援員と連携し、継続してサポートを受けることも安定就労に繋がりやすいポイントです。その他、社内に産業医・ジョブコーチや、身近に相談できる家族や友人、支援機関などのつながりを作っておくことも、長期就労を目指す上での重要な要素になります。

統合失調症の人におすすめの職種

統合失調症は、病名自体は徐々に認知される傾向にありますが、具体的にどのような症状が出て、どんな病気なのかなど、詳細についてはあまり認知されていない現状にあります。しかし、自身の症状や体調を正しく把握し、周りの配慮や理解を得ながら長期就労することは決して不可能なことではありません。ここからは、統合失調症におすすめの仕事内容について述べていきます。

商品管理

倉庫内や流通センター内において、商品の仕入れ、検品、ピッキングなどを行う仕事です。また、保管や配送や陳列などの把握、不具合がないかの確認、商品の梱包を行うこともあります。比較的、複雑な工程や専門用語などはなく、簡易的な作業が多くあります。

軽作業

企業によって軽作業の定義は異なりますが、体力を必要とする仕事があるなど仕事内容は幅広い印象です。比較的、専門知識は必要ない場合があり、未経験でも就業できることも多くあります。経験を積めば、チーム内での指導やまとめ役として活躍できることもあります。最低限の業務伝達などのコミュニケーションは必要となることも多いですが、自分の作業を完了した後の達成感を味わうことが大きなメリットとなる職種です。

製造業

ものづくりを行う企業内などで、ライン作業で部品を組み立てたり、作ったりする仕事が多くあります。決められた作業を黙々と行うことが多いため、コミュニケーションが苦手な方にもおすすめです。マニュアルなどがあれば、一通り指示を覚えて作業できることも多いというメリットもあります。

生活・就労のための支援体制

ここでは、働くまでまだ準備が整っていない方などに対して、サポートを受けられる制度や機関のご紹介をしていきます。

自立支援医療(精神通院医療)制度

一定以上の症状を有する精神疾患の方が精神科での定期的な通院を行っている場合、所得に応じて1ヶ月当たりの医療費の負担額を軽減する制度です。受診者が属する世帯の市町村民税額等に応じて自己負担の上限月額が設定されます。

障害年金

障害の状態となる起因となった疾病・ケガによって生活・仕事等に制限がかかる際に受給できる年金です。対象となる疾病やケガは広範囲に渡り、障害等級や年金の加入期間によって受給額は異なりますが、障害者手帳の所持がなくとも受給とすることが可能です。

精神障害者保健福祉手帳

税金の優遇や、バスや電車などの公共交通機関の割引、公営住宅への優先入居などのサービスを受けられます。さまざまな公共料金の割引サービスが受けられる。自治体によっては、タクシーやガソリン代の助成を受けられることもあります。NHKの受信料は状況によりますが、半額と全額の割引があります。また、携帯電話の料金割引は各社で異なりますが、大きなメリットが期待できそうですね。

障害者就業・生活支援センター

障害をお持ちの方々に対して、住まいの地域内で、就業と生活の両面における支援を行っている機関です。
就業面の支援は、就業に関する相談から、就職に向けた準備支援を行っています。生活面の支援では、生活習慣や健康・金銭管理など生活に関する助言などを行っています。

就労移行支援事業所

障害者総合支援法に基づき、一般就職を目指す65歳未満の障害をお持ちの方が利用できます。事業所によって多少特色は異なりますが、ビジネススキルの向上や就職活動の支援、就職後の定着支援などを受けることができます。

統合失調症の方の就職事例

統合失調症でも、病状によって就労は可能です。就労前は病状が安定した状態かつ主治医と相談し、就労が可能な状態であることを確認するようにしましょう。ここでは統合失調症を抱えながらも、当事業所での訓練を経てご就職された利用者様の体験エピソードを抜粋してご紹介します。

清掃スタッフとしてご就職されたK.Hさんの事例

特例子会社にて、気兼ねなく障害を含めた相談がしやすそうだった点、担当者の方がしっかりと理解を示していただけた点などからご就職を決められたそうです。職種としては、比較的業務内容がシンプルである清掃のお仕事を選ばれました。以前の勤務先ではコミュニケーション不足から勘違いやズレが生じることもあったようですが、現在の職場では自発的に話しかけるなどして会話が増え、円滑にコミュニケーションを取りながら働くことができているそうです。

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総務事務として活躍するK.Mさんの事例

障害特性として、周囲を気にしすぎて精神的に不安定になり、人間関係で悩んだ経験もあったそうです。事業所内の訓練では激しく落ち込んだこともあったそうですが、その後は切り替えて体調管理を行い、メリハリをつけて訓練に取り組むことができたとおっしゃいました。今後の目標としては安定して勤務できるようになり、徐々に趣味などのプライベートも充実させていきたいということです。

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未経験から事務職に励まれているT.Aさんの事例

当初は幻聴の症状によりコミュニケーションが疎かになることも多かったそうですが、当事業所の模擬就労訓練やレクレーションの参加、企業実習などを通して積極的にコミュニケーションを取り、会話量が増えたそうです。過去には仕事のトラブルから自信を失うこともあったそうですが、障害はハンデではないという気付きや、自分の適性を知る過程で自信がついたそうです。現在は特例子会社にて未経験から事務職に勤しまれており、上司の方からの期待の元、精一杯業務に取り組まれています。

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まとめ


まとめ
  • ①統合失調症とは
    陽性症状、陰性症状、認知機能障害があり、
    人口のおよそ1パーセントが発症するとされている
  • ②統合失調症の人が仕事を続けるためのポイント
    ・服薬・通院をかかさず行う
    ・規則正しい生活を送る
    ・過度なストレスを避ける
  • ③統合失調症の人のための仕事の選び方
    ・自己分析を行う
    ・雇用形態を考える
    ・相談できる環境を整える
  • ④統合失調症の人におすすめの職種
    商品管理、軽作業、製造業など
  • ⑤生活・就労のための支援体制
    自立支援医療(精神通院医療)制度、障害年金、精神障害者保健福祉手帳
    障害者就業・生活支援センター、就労移行支援事業所など
いかがでしたでしょうか。少しでも今回の記事が参考になれば幸いです。
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