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ASDの方とのコミュニケーションの取り方とは?職場でできる配慮についてもご紹介!

2023.07.28

病気・障害の特性

こんにちは!CONNECT新宿の榊原です。

梅雨も明けていよいよ本格的な夏がやってきましたね。

喉が渇いてから水分補給ではなく、喉が渇く前に水分補給をし、熱中症を予防していきましょう。

 

さて、この記事を読んでくださっている方でこのようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいますでしょうか?

・ASDとは何か分からない

・周りにASDの方がいるがどう関わっていいか分からない

・発達障害の方への声のかけ方が分からない

今回はそんな方に向けて、ASDとは何か、どう関わればいいのかをお伝えします。

この記事は次のような人にオススメ
  • ASDについて知りたい
  • 周りにASDの方がいる
  • 発達障害の方との関わり方を知りたい

オススメ動画はコチラ▼

ASD(自閉症スペクトラム)とは?

ASDとは日本語にすると自閉症スペクトラムといいます。

過去には広汎性発達障害アスペルガー症候群と呼ばれていましたが、

2013年に「ASD(自閉症スペクトラム)」という呼び方で統一されました。

生まれつき脳の機能に偏りがあることで起こる発達障害の1つで、

遺伝的な要素が複雑に関与して発症するとされています。

ASDの特性

ASDの特性として以下のような特性があげられます。

①暗黙の了解が分からない、融通が利かない

空気を読んだり、暗黙の了解を感じ取るのが苦手。

 

②環境が変わると落ち着かない

決まったルーティンや手順が狂ってしまうとパニックになりやすい。

 

③特定の物事に強い興味や関心を抱く

1つの物事に対して強い興味や関心を抱き、それに執着しやすい。

 

④感覚過敏、もしくは鈍感

音、光、臭い、触覚や痛み等の感覚が敏感または鈍感。

食感が原因の好き嫌いなどが多い。

社会性の問題

空気を読んだり、周りの状況を把握するのが難しくトラブルになりやすいです。

空気を読むことが苦手なのでその場にそぐわない発言をしてしまい怒られてしまうということも多々あります。

「空気が読めない人」「冗談の通じない人」と周りから思われがちです。

コミュニケーションの問題

言われた言葉をそのまま受け取るという特徴があります。

そのため、冗談や皮肉が通じないことが多いです。

また、言葉に込められた意味を理解しきれないことからのトラブルも起きやすいです。

想像力の問題

決められたルーティンや手順に対し、予想外のことが起こるのが苦手です。

例えば急なスケジュール変更や配置変更、手順の変更等が起こると先のことを想像出来ず、不安になってしまいパニックを起こしてしまうこともあります。

これはASDの特性のルーティンへの「こだわり」から来るものだと考えられます。

ASDの方が傷つく言葉

ASDの方が日常生活で言われがちな傷つく言葉についてご紹介します。

一般的な傷つく言葉

「発達障害は個性だよね」や「変わってるね」などの言葉は、

褒め言葉のつもりで伝えたとしても、ASDの方にとっては傷つくことがあります

また、社会性の問題から「空気が読めないよね」「融通が利かないよね」と言われがちですが、

こちらは発達障害で無い方でも傷つくことが多いかと思います。

傷ついてしまった時の影響

上記のような言葉は「自分の障がいって理解されてないんだ」と孤独感に陥りやすいです。

また、言葉の意味をそのまま受け取るので、発達障害で無い方よりも言葉を重く捉え、人一倍傷ついてしまいます。

ASDの特性から上記のような言葉を言われることが多く発達障害の二次障害として精神疾患に罹ってしまう方も少なくありません

そのような方を減らすためにもコミュニケーションの際には次のような工夫をしましょう。

 

※二次障害について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

【関連記事】発達障害の二次障害とは? 症状の種類や治療・予防方法について詳細解説!▶

コミュニケーションをとる上での注意点

ASDの方とのコミュニケーションには注意すべき点がいくつかあります。

言葉選びとトーン

ASDの方に指示をしたり、伝えたいことがあるときには曖昧な表現はせず、具体的にしましょう

曖昧な表現や言葉に含まれている感情を理解するのが苦手なため、なるべく分かりやすく伝える事が大切です。

また、言葉の意味を直接受け取るため相手が怒っていないのに怒っているや、

自分のことが嫌いなのではと勘違いしてしまうことがあります。

そのため、穏やかなトーンで伝える事がASDの方と齟齬なくコミュニケーションをとる上でとても効果的です。

非言語的コミュニケーション

ASDの方とコミュニケーションをとる上で非言語的コミュニケーションはとても効果的です。

例えばジェスチャーを加えたり、図や写真を示すことでASDの方にとって理解しやすいコミュニケーションをとることが出来ます。

特に仕事の指示を出す際には図や写真を示すことでASDの方の本来のパフォーマンスを発揮することが出来るようになります。

なるべく直接話す

これまでにお伝えした通りASDの方は言葉の意味をそのまま受け取るという特性があります。

そのため、文面でのやり取りは勘違いが起こりやすいです。

なので、話す際にはなるべく直接話すことで、状況を判断する材料を増やすことが大切です。

職場でのサポート

ASDの方にとって「職場」とは特に苦手な環境になりやすいです。

そのため、職場でASDの方に対して出来るサポートについてお伝えします。

ASDの人の特性とニーズ

ASDの人は、ルーティンを持っている方、自分の中で手順を組み立てている方が多いです。

そのため、急な予定変更ややり方の変更は混乱を招いてしまうことが多々あります。

そのため、なるべく予定変更は最小限にし、ルーティンや元々の予定だけで仕事を回せるようにしましょう

また、感覚過敏のため、職場の騒音や照明に敏感に反応することがあります。

耳栓をしながら仕事を出来るようにする、サングラスをしながら仕事を出来るようにする等してあげると、

ASDの方でも集中して仕事に取り組むことが出来ます。

職場環境の調整

なるべく静かな作業環境を作ることで集中して仕事に取り組むことが出来るようになります。

また、可能であればASDに理解のある教育係や、フィードバックの担当者をつけてあげましょう。

そうすることで、コミュニケーションへの不安を軽減させることが出来ます。

また、関わる人数を減らすことで多くの人と関わって疲れてしまうことを防げます

まとめ

いかがだったでしょうか?

ASDの方が生活しやすい環境を作るには周りの方の配慮、サポートが欠かせません。

特性から勘違いをされやすいASDですが、コミュニケーションに気を付けることで本来のパフォーマンスを発揮することが出来るので、

ぜひ一度コミュニケーションの取り方について見直してみてくださいね。

具体的なポイントとしては

①分かりやすい言葉で直接伝える

②ジェスチャー、図や写真等言葉以外でも伝える

上記のこの2点です。

はじめは慣れないかもしれませんが心掛けてみましょう。

今回の記事が、ASDでお悩みの方、ASDの方との関わり方についてお悩みの方の力になれば幸いです。

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

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