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うつ病とは?初期症状・特徴・効果的な対策を分かりやすく解説

2025.07.12

病気・障害の特性

こんにちは!就労移行支援事業所CONNECTです。

最近、なんとなくやる気が出ない、以前楽しめていたことに興味を持てない、食欲がなく眠れない、慢性的な疲労感、などの症状はありませんか?それらはうつ病の初期症状の可能性があります。

うつ病とは、気分が落ち込んだり行動意欲が失われたりする気分障害の一種です。決してうつ病は特殊な病気ではなく、日本人の15人に1人は一生に一度はかかる可能性があり、特に女性がかかりやすいと言われています。

うつ病は早期の早期発見・早期治療が重要になり、早くに治療が開始されれば、その分回復までの期間も短くなるとされています。

この記事ではうつ病の特徴と対策について専門機関の視点から分かりやすく解説します。

この記事は次のような人にオススメ
  • うつ病とは何か知りたい方
  • 最近身体の不調がある方
  • 特徴や対策について知りたい方

うつ病とは

うつ病とは、強い憂うつ感や無気力な状態が長期間続く心の病気であり、誰にでも起こりうる身近な精神疾患です。単なる「落ち込み」とは異なり、日常生活に大きな支障をきたすほどの深刻な症状を伴うことがあります。

世界保健機関(WHO)によれば、うつ病は世界で最も多い精神疾患の一つとされており、日本においても多くの人が悩んでいる疾患です。原因はひとつに限らず、ストレス、環境要因、性格傾向、脳内の神経伝達物質の異常などが複雑に関与していると考えられています。

うつ病の主な症状

うつ病の症状は、精神的なものと身体的なものの両方にあらわれます。以下は代表的な症状です。

精神的な症状

  • 強い憂うつ感、悲しみが続く

  • 何をしても楽しくない(興味や喜びの喪失)

  • 自己評価の低下(自分を責める・価値がないと感じる)

  • 集中力の低下や判断力の鈍化

  • 死にたい気持ち、自殺願望

身体的な症状

  • 食欲の低下または過食

  • 不眠、または過眠

  • 倦怠感、疲労感が抜けない

  • 頭痛や胃痛などの身体的な不調

これらの症状が2週間以上ほぼ毎日続いている場合、うつ病の可能性が考えられます。早期に適切な治療を受けることが回復への第一歩です。

【関連記事】仕事とうつ病の関係、主な症状とは?【うつ病になりやすい人の8つの共通点】▶

うつ病の初期症状

うつ病の初期症状として現れることが多い症状を身体・精神・行動の3つに項目を分け解説していきます。

身体的な症状

慢性的な疲労感

この疲労感は十分な休息を取っても改善されにくく、日常生活を送る上で大きな障害となります。

倦怠感は肉体的な活動だけでなく、精神的な活動に対してもエネルギーが不足していると感じさせ、意欲を低下させることがある症状です。

頭痛・肩こり・胃腸不調

頭全体が締め付けられるような痛みや鈍く重い痛みが長時間続く、首や肩の筋肉が常に張っている、こりが慢性化して頭痛やめまいを伴うこともあります。また、食欲不振、胃のムカムカ、吐き気、下痢、便秘、腹痛といった身体的な不調として症状が現れることがあります。

睡眠の乱れ(眠れない・寝すぎる)

うつ病患者の77~90%に不眠の症状が現れると報告されています。不眠が続くと、うつ病の症状が悪化する可能性があり、寝つきが悪くなる入眠困難、夜中に目が覚めてしまう中途覚醒、朝早く目が覚めてしまう早朝覚醒などがあります。

精神的な症状

やる気が出ない、何をしても楽しくない

うつ病になっている際は、精神を安定させたり、やる気を起こさせたりする機能が低下します。その結果、無気力で憂うつな状態になり、日常生活に支障をきたすことがあります。

自分を責める、自己否定感の高まり

これは上記の、やる気が出ない事とも繋がっており、気分が落ち込み、何をするにも意欲がわかず、何に対しても楽しさを感じられなくなった結果、「何もできない自分はダメだ」と自己否定に繋がることがあります。「自分のせい」「自分が悪い」と感じてしまい、それがさらにうつ状態を悪化させる負のループにつながります。

涙もろくなる、不安や焦燥感

感情をうまくコントロールできなくなり、涙もろくなることがあります。特に、今まで気にならなかったことにも敏感に反応し、涙腺が刺激されやすくなることがあります。じっとしていられず、手足をそわそわと動かしたり、皮膚をこすったり、落ち着きのない行動として現れることがあります。

行動の変化

出勤・外出が億劫になる

気分の落ち込みや無気力感、興味や喜びの喪失といったうつ病の症状が、日常生活に大きな影響を与えるためです。また、身体的な疲労感やだるさ、人混みや騒音に対する過敏さなども、外出を困難にする要因となります。

人と会いたくない・連絡を取らなくなる

無力感や自己評価の低下、周囲に負担をかけているという思い込みなどが原因で、社会的な交流を避ける傾向があるためです。

家事や身だしなみに手が回らない

意欲の低下や疲労感、集中力や思考力の低下などが原因で、日常生活を送ることが難しくなるためです。具体的には、入浴を怠ったり、着替えをせずに同じ服をずっと着ていたり、部屋が散らかったりすることがあります。

一般的に日常生活に支障が出始めたら注意が必要です。これらの症状がある場合は早期に精神科や心療内科を受診することをお勧めします。

 

初期症状のチェックポイント

こちらは自己診断ではなく「セルフチェックの目安」としてお使いください。

  • □ 寝ても疲れが取れない

  • □ 朝起きるのがつらい

  • □ 以前楽しめたことが楽しめない

  • □ 食欲の変化がある

  • □ 物事を悪い方に考えがちになった

  • □ つい涙が出る、孤独を感じる

上記の症状が5つ以上当てはまる方は早期の対応が重要になります。

次章の内容を参考にしてください。

初期のうつ症状への対策

 生活リズムの見直し

朝起きる時間・寝る時間を一定にする

毎日同じ時間に起床・就寝し、バランスの取れた食事を摂ることで、自律神経が整い、心身のリズムが安定します

日光を浴びる/軽い運動を取り入れる

日光を浴びることでセロトニンの分泌が促され、気分が安定しやすくなります。また、軽い運動もセロトニンを増やす効果があり、意欲や快楽に関わるホルモンの分泌も促すため、気分の落ち込みを防ぐ効果が期待できます。

周囲のサポートを活用する

無理をせず、信頼できる人に相談する

うつ病の人は、頑張りすぎてしまう傾向があり、それが症状を悪化させる原因になることがあります。一人で抱え込まず、家族や友人、医療機関など、誰かに話を聞いてもらうことで、気持ちが楽になることがあります。また、専門家の助けを求めることも重要です。

 医療機関の受診

症状が続く場合は専門医の診断が必要

症状が長引く場合は、うつ病である可能性があります。「まだ大丈夫」「気のせいだ」といった自己判断により、受診を先延ばしにしてしまうことがありますが、早期に治療が開始されれば、その分回復までの期間も短くなるとされています。少しでも異常を感じたら早めの受診をお勧めします。

【関連記事】うつ病の人は仕事を続けられる?復職支援も含め詳細を解説!▶

再出発への選択肢

 

就労移行支援とは?

就労移行支援事業所は精神障害やうつ病がある方が企業への就職をめざすとき、就職に向けて段階的にサポートを受けられる福祉サービスです。ただ就職先を紹介してもらう場所ではなく、通所して生活リズムを整えながら、スキルや社会性を身につける場となっています。職業スキルやコミュニケーション、応募書類作成、面接対策など、訓練を通して働き続けるために必要なスキルを学習することができます。

ちなみにCONNECTでは学校の担任の先生のように「担当支援員」がつき、自分の能力や適性・障害特性に合った仕事を探すことができます。また、就職後も職場定着支援として6ヶ月間、現場での悩みや問題解決のサポートをしています。

うつ病の方にも利用されている理由

「すぐに働くのは不安…」という方が、焦らず自分のペースで進めることができ、スタッフと相談しながら、自分に合った働き方を見つけることが可能です。そしてうつ病の方の場合「通うだけ」で社会とのつながりが生まれ、回復につながることも多いです。

一歩踏み出すために

まずは見学や相談のみでも勿論大丈夫です。どの様なことでお困りを感じているか、実際にどのような事を行っているのか、また、自分に合ったサービスなのか、是非一度ご相談下さい。就職がゴールではなく、回復と自立に向けたステップとして活用できる場となっていますので、まだご自身がうつ病と診断をされていなくとももしかして…」と思ったら、就労移行支援を検討してみませんか?自分のペースで未来を考えたい方へ、私たちは寄り添ってサポートします。

【関連記事】うつ病の休職期間とその過ごし方とは?休職期間の目安を徹底解説▶

就労移行支援事業所 CONNECTとは

現在、関西に10事業所、関東に2事業所を展開している「精神・発達障がい者の支援に特化」に特化した就労移行支援事業所です。「精神・発達障がい者の就職サポート」に特化したスタッフを積極的に配置しております。安心して働ける仕事探しには、実習でのマッチングが不可欠です。こねくとには豊富な実習実績があり、あなたにピッタリの企業を積極的に開拓します。より質の高いサービスを提供を目指しており、職場定着率87%とこねくとでは、実習でのマッチングと就職後のサポートで、高い定着率を実現します。
※ 2020年度実績

各事業所の雰囲気やスタッフ紹介はこちらをご覧ください

施設内訓練はオリジナルの就職プランだから一切無駄がない

サービスは4つのコースに分かれており、あなたの課題に合った、必要なプログラムを提供します。

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キャリアデザインコース
仕事ができれば何でも良いわけではありません。仕事とプライベートを充実させ「幸せに過ごす」ためにビジネスライフを設計します。

リクルートコース
採用を勝ち取るためのノウハウを伝授します。応募する企業の決定から、書類の作成、面接対策までスタッフがしっかりサポートします。

上記のプログラムに加えて、企業実習・インターンの実施や就職後の定着支援も行っております。

利用方法や対象者など、就労移行支援の詳細はこちら
就職者の声・就職実績はこちら

まとめ

  • うつ病の初期症状は見逃されがちだが、適切な対処で回復の道は拓ける

  • 大切なのは「気づくこと」「相談すること」「焦らないこと」

  • 社会とのつながりを取り戻す手段のひとつとして、就労移行支援という選択肢がある

  • 自分のペースで未来を考えたい方へ、私たちは寄り添ってサポートします

発達障害・うつ病・適応障害・パニック障害などで、就職・転職にお困りの方へ
  • 自分に合った仕事が分からない…
  • 職場の人間関係が…
  • 障害を理解してもらえない…
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