皆さま、こんにちは!CONNECT四条烏丸の福島です。本日は、見事ホテルの清掃業務への就職が決まった60代の利用者様(Aさん)との歩みをご紹介いたします。辛かった過去を乗り越え、ご自身の特性と向き合い、ご家族への想いを胸に新しい一歩を踏み出すまでの心温まるストーリーです。ぜひ最後までご覧ください。
【苦しかった日々を抱えて訪れたCONNECT】

初めてお会いした頃のAさんは、過去のお仕事での辛い経験から、強い将来への不安を抱えていらっしゃいました。前職の染色加工業では、一度に複数の指示を受けたり口頭だけで指示されたりした際、内容を正しく理解するのに苦労されていたそうです。「目標時間内に終わらせなければ」という焦りから緊張が高まり、手足や唇が震えてしまうことも……。腰痛に耐えながらコルセットを巻き、必死に作業を続けていた苦しい日々を鮮明にお話ししてくださいました。「この先もこの仕事を続けられるのだろうか」という不安でいっぱいだったAさんに、まずは安心して過ごせる場所だと感じていただくことから、私たちの支援が始まりました。
【少しずつ取り戻した体力と積み重ねた自信】

まずは低下していた体力を回復させるため、運動プログラムを開始。「続けるしかない」という強い気持ちで地道に取り組まれた結果、土台となる体力をしっかりと取り戻されました。また、苦手意識のあったパソコン操作も繰り返し練習を重ねることで着実にスキルを習得され、「できた!」という笑顔が増えていきました。特に印象的だったのはデスカッションでの姿です。 他の方の意見に優しく耳を傾け、ご自身の意見も発信しながら互いにすり合わせていく経験を通して、口頭でのコミュニケーション力や課題への視野をどんどん広げていかれました。
【芽生えた心のゆとりと、ご家族への温かい想い】

ご自身の特性を理解し心にゆとりが生まれたことで、Aさんの意識はご家庭にも向かい始めました。「たった二人の家族だから、少しでも家族の負担を減らしたい」という温かい想いから、買い物や料理、洗濯、掃除などを自ら率先して手伝うようになられたのです。 自己管理だけでなく、「家族を支える一員」としての自覚とゆとりを持って笑顔で語られるAさんの姿に、私も心がじんわり温かくなりました。
【自分に合った働き方で、70代半ばを目指す未来へ】最終的に、Aさんはホテルの清掃業務への就職を決められました。前職で週4日・1日5時間(週20時間)安定して働けていた実績があったため、今回の求人(ほぼ同じ勤務ボリューム)であれば体力的にも無理なく、これまでの清掃経験を活かして貢献できると確信を持たれたからです。CONNECTを「心の拠り所」「自分らしくいて良いのだと安心でき、一歩を踏み出す勇気をくれた場所」と表現してくださったAさん。「新しく始まるホテルの仕事を一歩一歩着実にこなし、70代半ば頃まで元気に働き続けたい」 「運動で培った体力を維持し、家事も手伝いながら、周囲と良好なコミュニケーションを取って社会に貢献したい」そう語るAさんの大きな夢を、私たちはこれからもずっと応援しています!




