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発達障害の方が一人暮らしする際のポイントは?直面しやすいトラブルと合わせて解説!

2022.01.14

病気・障害の特性

皆さんこんにちは。CONNECT梅田事業所の間です。

今回は発達障害の方が一人暮らしにおいて直面しやすいポイントや、その解決策についてお伝えしていきます。また後半では、役立つ制度・福祉サービスも併せてご紹介します。

これまで一人暮らしの経験がない方からすると、実家暮らしでは気が付かなかった困り事が降りかかってくることはありませんか?

発達障害の症状にも個人差があるため、自分にあった対処や工夫をすることが大切ですよね。発達障害をお持ちで一人暮らしを検討中の方、またそのご家族やご友人の方なども、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

この記事は次のような人にオススメ
  • 発達障害をお持ちで一人暮らしを検討されている方
  • 発達障害を持ちながらも自立したい方
  • 発達障害の家族や知人がいる方

この記事に興味のある方のオススメ動画はコチラ▼

発達障害の方が一人暮らしで直面しやすいトラブル

障害の有無に関わらず、初めての一人暮らしは誰もが不安になりやすいのではないでしょうか。その中でも、特に発達障害の方が直面しやすいトラブル例を5つご紹介します。

物を衝動的に購入してしまう

例えばADHDの方であれば、衝動的に欲しいものを購入しまうことがあるかもしれません。すると、後で必要なお金が足りずに貯金を切り崩してしまったり、親にお金を借りることになってしまったりするリスクも考えられます。まずは1ヶ月で生活費がいくら必要なのかなど、一人暮らしにかかるお金を見積もっておくことが大切です。

総務省統計局によれば、一人暮らしをするにあたっての支出の平均は、172,324円となっています。

どんぶり勘定ではなく、家計簿や管理アプリなどを活用し、視覚化しながらお金の管理をしていきましょう。

部屋の片づけができない

片づけのやり方がわからず悩まれている方も多いのではないでしょうか。

整理整頓ができないことによって、「探し物が見つからない」「すぐ物をなくしてしまう」など無駄な労力や時間をかけるのは避けたいですよね。そんな方のために片付けしやすくするポイント3点を、下記の記事で細かく解説しておりますのでぜひご覧ください。

【関連記事】発達障害の人は片付けが苦手?片付けが理由・片付けを行うポイントについて▶

ゲーム、スマホに時間を過度に使ってしまう

一人暮らしでは長時間ゲームやスマホを使用しても家族に止められず、夜通し使用してしまうといったリスクも考えられます。こういった場合にはアラームやタイマーなどの電子機器を活用し、時間制限を最初に決めておくなど、日頃から時間の意識を持っておくことが大切になってきます。

疲れ、ストレスが溜まっているのに気づきにくい

過集中で自分が疲れていることに気づかず、つい無理をしてしまう方も多いのではないでしょうか。また外出時には強い光、雑音、人混みなどの刺激が多く、感覚過敏の方は疲れやすい傾向があります。

疲れを解消させる対処策としては、例えば週一でも長時間の休憩や、早く寝る日を作ってみると良いでしょう。その時間は「家事も人付き合いも全部しない!」などと割り切って、強制的に頭と体を休ませてみてください。また外出時には、ノイズキャンセラーサングラス帽子などで刺激を避ける工夫をすると、疲れが溜まりづらくなるかもしれませんね。

過集中で生活リズムが崩れる

集中すること自体は良いことである反面、極度な集中状態が続くと心身に影響が出ることがあります。集中しすぎて日常生活にまで支障が出てしまってはもったいないですよね。過集中の間は疲れを感じないだけで、疲労が蓄積されていないわけではありません。

対処策としては、次のようなものがあります。

睡眠の記録を取る

1日を有意義に過ごすためには、自分の適切な睡眠時間を把握することも大切です。現在ではスマートフォンでも無料で記録ができるアプリがありますので、活用するのも良いでしょう。

LEDライトを使用する

光量や色の調整、自動消灯ができるライトも販売されていますので、気になる方は調べてみてください。寝る前には消灯できるように設定しておけば、寝る時間を体感的に把握できるようになります。光の刺激を受けやすい方は、自分好みの明るさに設定してみると良いかもしれません。

発達障害の方の一人暮らしのポイント

発達障害の方でも自身の症状を自覚しながら注意点を把握していれば、一人暮らしは十分可能です。下記に一例をまとめていますので、参考にしてみて下さい。

クレジットカードを使わずに、デビットカード・プリペイドカードを使う

カードの利用直後に銀行口座から引き落としがされるデビットカードであれば、残高以上の支出を防ぐことができます。1日の利用限度額も低めに設定しておくとより効果的ですね。
また、現金をチャージした範囲内で利用できるプリペイドカードもおすすめです。お金を使いすぎてしまう方は1ヶ月の利用限度額を入金後、チャージ分からやりくりして利用していくと使いすぎの防止になります。

アプリを使って自己管理をする

「残り〇日」など、期日をカウントダウンできる管理アプリが効果的です。また重要な期日は一人で管理するだけでなく、友人や家族など周囲の人にも共有しておくと、より効果的です。

 モノの住所を前もって決める

もし収納場所が定まっていなかったり置き場所が遠くにあったりすると、片付けにくくなる恐れがあります。使い終わったらその場所にしまうというルールを作ってみましょう。具体的な方法に関しては、以前掲載した整理収納に関する記事がありますので、参考にしてもらえれば幸いです。

【関連記事】ミニマリストに学ぶ片付けの5ステップ」→ 前編中編後編

通信機器の使用時間を見直す

ゲームのやりすぎで生活リズムが狂ってしまうなど、悩まれている方も多いのではないでしょうか。ゲーム機器を実家に置いておく、帰った時だけやるといったメリハリをつけておくのも良いかもしれませんね。ついついスマホを長時間見てしまうという方は、機内モードや電源オフにしてインターネットに繋がないなど、スマホに利用制限をかけてみましょう。

GPSのタグを利用し、忘れ物を防止する

失くしやすい物や、鍵や財布といった貴重品にはスマートタグを活用してみましょう。財布・バッグ・自転車・パスポート・ノートパソコンなどの貴重品に取り付けて紛失を防止し、アイテムの発見をサポートしてくれます。忘れ物をしがちで困っている方は、大切な物をGPSで位置確認することができるので大変便利です。

支援センター・福祉サービスを利用する

これまで一人暮らしで起こりやすい事例や解決策を述べてきましたが、それでも自己解決が難しく、周囲の協力なども得られにくい場合は一人で抱え込まずに支援機関や福祉サービスに頼ることも大切です。
下記に利用できる相談窓口をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

発達障害支援センター

発達障害者への支援を総合的に行うことを目的とした専門的機関です。保健、医療、福祉、教育、労働などの関係機関と連携し、地域における総合的な支援ネットワークを構築しながら、発達障害者とその家族からのさまざまな相談に応じ、指導と助言を行っています。

障害者就業・生活支援センター

障害者の職業生活における自立を図るため、雇用、保健、福祉、教育等の関係機関との連携の下、障害者の身近な地域において就業面及び生活面における一体的な支援を行い、障害者の雇用の促進及び安定を図ることを目的として、全国に設置されています。

消費者ホットライン

悪質商法等による被害に遭った、ある製品でけがをしてしまったなど、消費者トラブル3桁の電話番号(188)から相談できます。最寄りの消費生活センターや消費生活相談窓口につながり、専門の相談員がトラブル解決を支援します。

日常生活自立支援事業

認知症高齢者、知的障害者、精神障害者等のうち判断能力が不十分な方が地域において自立した生活が送れるよう、利用者との契約に基づき、福祉サービスの利用援助等を行うものです。

自治体の福祉担当窓口

障害のある方の暮らしや福祉サービスに関する一般的な相談に応じています。お住まいの自治体へご相談ください。

社会福祉協議会が実施する制度です。障害者や高齢者、低所得世帯などを対象として、経済的なサポートを行います。この他にも、経済的に生活を維持できない状態に陥りそうだと感じたら、生活保護の利用も積極的に検討していきましょう。

いかがでしたでしょうか。
一人暮らしをする上での困りごとや解決策を知っておくと、少しは不安が和らぐかもしれません。また、一番大切なことは一人で抱え込まないことです。家族や友人、支援機関を頼るなど、サポートはいつでも受けられるということも心に留めておいてくださいね。

まとめ
  • 発達障害の方の一人暮らしではトラブルはつきものだが、対処法も複数ある
  • 発達障害の方が自立するためのツール:カード、アプリ、スマートタグなど
  • 利用できる支援センター・福祉サービスを活用する

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