こんにちは!就労移行支援事業所CONNECTです。
「転職回数が多くて次の仕事が決まらない」と悩んでいませんか。履歴書を書くたびに、ため息をついてしまう方も多いはずです。
発達障害の特性により、離職を繰り返すケースは少なくありません。しかし、事前の対策次第で、採用を勝ち取ることは十分に可能です。
今回は、履歴書の退職理由の書き方や面接対策を詳しく解説します。
- 転職回数が多くて就職活動に不安を感じている人
- ネガティブな退職理由をポジティブに変えたい人
- 自分の特性に合った職場で長く安定して働きたい人
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発達障害の方の「転職回数が多い」は本当に不利なのか?

まずお伝えしたいのは、転職回数が多いからといって、即不採用にはならないという点です。 「回数が多い=働く意欲がない」と判断されるわけではありません。 大切なのは、企業が何を見て合否を判断しているかを正しく知ることです。
採用担当者が本当に懸念しているのは、以下の2点に集約されます。
- またすぐに辞めてしまうのではないかという定着性への不安
- 退職理由に一貫性があり、自分を客観視できているかという自己理解
企業は回数そのものよりも、その背景にある理由や納得感を重視しています。 発達障害の特性による転職は、理由を整理できればネガティブな要素を払拭できます。
例えば、衝動性や対人関係の悩みで辞めてしまった経験があるとしましょう。 その事実を隠すのではなく、「次はどう対策するか」を具体的に提示することが重要です。 過去の失敗を教訓に変え、対策を立てられている姿勢は、企業に好印象を与えます。 自分の特性を理解し、前向きに行動している証拠として捉えてもらえるからです。
一人で悩まずに理由を整理することが、就活成功への第一歩となります。 自分の得意なことや苦手な環境を、論理的に説明できるよう準備しましょう。 そうすれば、回数の多さは決して致命的な弱点にはなりません。
採用担当者がチェックしている「納得できる転職」と「不安になる転職」の違い
採用担当者が面接で確認するのは、転職に対するあなたの仕事への向き合い方です。同じ退職経験であっても、伝え方一つで印象は大きく変わります。
不安を与える例として、「人間関係が嫌で辞めた」という他責の表現が挙げられます。これでは、「次の職場でも同じ理由で辞めるのでは」と誤解されかねません。不満をそのまま口にすることは、企業へのアピールとして逆効果になります。
一方、納得感を与える例は、「自分の特性に合う環境を探すために辞めた」という表現です。こちらは、現状を良くするための前向きな模索として受け止められます。環境のミスマッチを解消しようとする、主体的な姿勢をアピールすることが大切です。単なる愚痴にとどめず、次のステップへの原動力として退職理由を語りましょう。
自分の弱点と向き合い、克服しようとする姿勢こそが、採用を決定づけます。視点を変えるだけで、あなたの経験は貴重な財産へと生まれ変わるはずです。
履歴書・職務経歴書での「退職理由」の書き方と変換テクニック

書類選考を通過するためには、退職理由の書き方に工夫が必要です。 まずは「一身上の都合」と書く場合と、詳細を書く場合の使い分けを整理します。 この使い分けは、オープン就労とクローズ就労のどちらを目指すかで異なります。
クローズ就労を希望する場合、履歴書には「一身上の都合により退職」と記載するのが基本です。 一般枠の選考では、書類の段階で詳細な事情まで書く必要はありません。 無駄な推測を生まないためにも、定型文を使ってシンプルにまとめましょう。 詳しい理由は、面接で質問された際に口頭で説明すれば問題ありません。
一方、オープン就労を目指す場合は、少し事情が変わってきます。 障害者雇用枠では、退職理由が環境のミスマッチであることを伝えるのが有効です。 書類の段階から、特性による理由を簡潔に記載することをおすすめします。 例えば、「業務内容と特性のミスマッチのため」などと書きましょう。 これにより、企業側は「自社なら適切な配慮で防げるか」を検討しやすくなります。 自分の状況を客観的に伝えることが、書類選考の通過率を上げるコツです。
次に、ネガティブな理由をポジティブな文脈に書き換えるテクニックを紹介します。 これを「リフレーミング」と呼び、就活において非常に強力な武器となります。 ネガティブな退職理由の例として、主に以下が挙げられます。
- 業務がどうしても覚えられない
- 職場の人間関係でトラブルがあった
- 一つの作業に飽きっぽい
そのまま書くとマイナスですが、見方を変えれば得意な領域への挑戦という意欲の裏返しです。 過去の失敗を責めるのではなく、未来への挑戦として理由を再構築しましょう。 これにより、採用担当者に「前向きな姿勢の求職者だ」という印象を与えられます。 具体的な言い換えのコツを、次のセクションで例文とともに見ていきましょう。
ネガティブな理由をポジティブに変える「言い換え」術
実際の書類や面接で使える、言い換えの具体例を3パターン紹介します。 自分の経験に近いものを参考にしながら、文章を作ってみてください。
パターン1:仕事でのミスが多くて職場に居づらくなった場合
Before
マルチタスクに対応できず、ミスが多くなり職場に居づらくなった。
After
正確性と迅速性が同時に求められる事務職よりも、自身の強みである発想力を活かせる企画職へキャリアチェンジしたかったため。
パターン2:職場の人間関係でトラブルがあり辞めた場合
Before
上司や同僚とのコミュニケーションがうまくいかず、人間関係に疲れて退職した。
After
個人の感覚に頼る指示系統ではなく、業務マニュアルやチャットツールによる明確なタスク管理が行われている環境で、自身の集中力を発揮したいと考えたため。
パターン3:一つの仕事が長続きせず飽きっぽいと言われる場合
Before
同じ作業の繰り返しに飽きてしまい、モチベーションが続かずに辞めてしまった。
After
定型業務の継続よりも、変化が多くスピード感が求められる環境で、自身の行動力と柔軟性を活かして貢献したいと考えたため。
どのパターンでも、大切なのは「過去の否定」ではなく「未来の提案」にすることです。 自分の得意分野を伝えることで、企業側も配属先をイメージしやすくなります。 言い換えを行う際は、嘘をつくのではなく、視点を変えることを意識してください。 自分の特性をポジティブに捉え直すことで、自信を持って書類を出せるようになります。 魅力的な応募書類を作成し、面接への切符を手に入れましょう。
面接対策と「長く続く仕事」を見つけるための就労移行支援の活用

面接で最も重要なのは、未来の安定性を証明することです。過去の転職回数は、もう変えられない事実となります。
企業が最も知りたいのは、「次は長く続くか」という点です。書類の工夫に加え、面接でも前向きな姿勢を伝えましょう。過去の経験を反省し、次への対策ができているかをアピールします。
しかし、自分に合う仕事を一人で見つけるのは非常に困難です。自己流の就活を続けると、ミスマッチを繰り返す恐れがあります。短期離職の「負のループ」に陥らないための工夫が必要です。
そこで、就労移行支援事業所の利用をおすすめします。
専門の福祉機関を活用することで、以下の大きなメリットが得られます。
- 自己分析の深化による明確な原因特定
- 実際の企業実習による就労適性の検証
- 就職後の定着支援による徹底的な環境調整
それぞれのメリットについて、詳しく解説していきましょう。
まず、自己分析の深化について解説します。
なぜ過去に転職を繰り返してしまったのか、原因を探る作業です。
プロの支援員と一緒に、障害特性とのミスマッチを分析します。
自分一人では気づけなかった、本当の課題が見えてくるはずです。
課題が明確になれば、次の就職先での具体的な対策を立てられます。
「何がダメだったのか」を知ることが、成功への第一歩です。
次に、実習による検証という強力なメリットがあります。
実際の企業で一定期間働いてみて、本当に続けられるかを試します。
「配慮があればどのくらい働けるか」を客観的に測るチャンスです。
また、「配慮なしでどこまで耐えられるか」も事前に確認できます。
この実証データがあることで、企業側も安心して採用できるのです。
結果として、転職回数が多くても採用されやすくなります。
さらに、就職後の定着支援も見逃せないポイントです。
新しい職場で無事に働き始めた後も、徹底的なサポートは続きます。
業務の中で「もう辞めたい」となる前に、迅速に対処することが可能です。
支援員があなたと企業の間に入り、困りごとを柔軟に調整します。
一人で悩みを抱え込む心配がなくなり、安心して就労を継続できます。
転職の「負のループ」を断ち切るために、まずはプロに相談を
これまでに紹介した工夫は、単なる表面的なテクニックではありません。履歴書の書き方だけでなく、根本的な土台作りが最も重要となります。
「辞めないための準備」を整える期間として、就労移行支援を活用しましょう。通所を通じて規則正しい生活リズムを整え、働く体力を養うことも可能です。就労移行支援の場であれば、失敗を恐れずに何度でも練習ができます。スモールステップで経験を積むことで、着実に自信がついていくはずです。
焦って就職を決めてしまい、また短期間で離職するのは避けたいところです。大切なのは、次の職場であなたらしく、長く幸せに働き続けることになります。これまでの「負のループ」を、ここで思い切って断ち切りましょう。
そのためには、一人で悩まずにまずはプロの力を借りるのが賢明な判断です。専門スタッフがあなたの心強い味方となり、全力で伴走することをお約束します。
就労移行支援CONNECTは、あなたの「働きたい」をサポートします
CONNECTは精神・発達障害者の支援に特化した就労移行支援事業所です。自分に合った「合理的配慮」を見つけ、企業と建設的な対話を行うためのサポート体制を整えています。関西・関東で12か所の事業所を運営し、通所が難しい方のためにオンラインコースでの支援も行っています。
CONNECTには精神・発達障害者の就職支援に特化した専門スタッフが多数在籍。個人の特性に合わせた訓練プログラムや実習のマッチングが可能です。就職後も企業との間に立って配慮内容の微調整を行うなど、しっかりサポートを継続。その結果、87%という高い職場定着率を実現しています(2020年度実績)。
施設内訓練はオリジナルの就職プランだから一切無駄がない
サービスは4つのコースに分かれており、あなたの課題に合った、必要なプログラムを提供します。
ライフスタビリティコース
体調と生活リズムの安定を目指すコースです。「毎日決まった時間に出社できる」という、就職に最も大事な力を身に着けます。
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仕事に必要な対人能力、マナー、作業能力をはもちろん、企業への配慮事項など、就職に必要なあらゆるスキルを身に着けます。
キャリアデザインコース
仕事ができれば何でも良いわけではありません。仕事とプライベートを充実させ「幸せに過ごす」ためにビジネスライフを設計します。
リクルートコース
採用を勝ち取るためのノウハウを伝授します。応募する企業の決定から、書類の作成、面接対策までスタッフがしっかりサポートします。
上記のプログラムに加えて、企業実習・インターンの実施や就職後の定着支援も行っております。
まとめ
この記事の重要なポイントは以下の通りです。
- 転職回数の多さは即不採用を意味しない
- ネガティブな退職理由を言い換えて前向きに変える
- 辞めない環境作りをサポートする就労移行支援の活用
自分にとって何が必要かを知り、それを正しく伝えることは、長く安定して働くための「誠実な準備」です。 一人で悩まず、まずは専門機関へ相談してみてください。 あなたの新しい一歩を応援しています。








