強いストレスを感じ体調が悪い…それは適応障害かも

適応障害とは、ストレスが原因で起こる精神疾患の一つです。適応障害になると、メンタル面はもちろん、体調に不調を起こします。では、適応障害というのはどういったものか、治療法はどのようなものがあるのか詳しく見ていきましょう。

適応障害とは

適応障害は、ICD-10(世界保健機構の診断ガイドライン)によると「ストレス因により引き起こされる情緒面や行動面の症状で、社会的機能が著しく障害されている状態」とされています。ここで言うストレスは、人によって様々あります。はたから見ればこんなことでストレス?と思われるかもしれませんが、当人は強いストレスになっている可能性があります。「適応」障害とういネーミングから、「新しい環境などに適応できないため発症する障害」などと思われがちですが、そうではありません。適応障害は、「ストレス」が原因となり発症する障害なのです。

適応障害による不調

適応障害になるとどんな症状が出るのでしょうか。気持ちの面では、抑うつ気分になったり、怒り、不安、焦り、緊張、情緒不安定などが表れます。そして体調面では、不眠、頭痛、腹痛などが継続して表れます。また、ストレスを解消するために誤った行動をしたり、情緒不安定ゆえの行動をしたりします。例えば、喧嘩などの非行であったり、急に泣きわめいたりすることがあります。

適応障害の治療方法

適応障害は主にストレスが原因の為、ストレスから離れることが一番早い解決方法かもしれませんが、実際はそう簡単にいきません。そのため適応障害の治療としてまず大切なことは、自分のストレスの原因を知ることです。原因が明確に分かっている場合は大丈夫ですが、もし気づかずに精神面や体調に不安を感じている場合は、その原因をはっきりとさせることが優先されます。そこからストレスから離れたり、ストレスを受け入れるようにしたりと対処の方法が分かってきます。しかし、ストレスは簡単に受け入れることはできません。その場合は、身近な人や心理カウンセラー、病院などで相談しましょう。

ストレスは自分の気づかない内に蓄積し、いつの間にか適応障害のような精神疾患になってしまう可能性があります。そうならないためにも、日ごろから誰か相談できる人物やストレス発散方法を見つけておきましょう。

病気・障害の特性