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就労移行支援は発達障害の場合でも利用できる?本当に就職出来るの?

2021.08.27

福祉制度

こんにちは!就労移行支援事業所CONNECTの成川です(^^♪

この記事では「発達障害の方は就労移行を利用できるのか?」について解説します。

この記事は次のような人にオススメ
  • ・就労移行は身体や知的の障害者が利用しているイメージが強いが、発達障害者も利用できるのか?
  • ・発達障害の疑いがある場合でも利用できるのか?

また、

発達障害の方は就労移行でどんな訓練をするのか?
実際にCONNECTで発達障害の方が就職した事例

についても解説してみました!「発達障害(の疑い)があり働きたいけど、就労移行ってどんな所かよく分からないし通うのは不安だな…」という方に参考になると思いますので、是非最後までお読みください。

この記事を読んだ方のオススメ動画はコチラ▼

発達障害でも就労移行は利用可能

就労移行支援は「現状、病気・障害により働けていない状態の人を支援する制度」です。そのため、働けない要因が発達障害にある場合も利用の対象となります。

就労移行の利用条件

このように基本は一般就労を目指している病気や障がいをお持ちの人が就労移行支援の対象となります。

【関連記事】就労移行支援の利用に必要な手続きとは?受給者証申請の流れも解説▶

発達障害の疑いがある場合は利用できる?

前述の通り就労移行支援は障害福祉サービス受給者証の取得をもって、利用が可能となります。受給者証の取得には医師の診断書が必要となるため、医師に相談したことがない場合はまず受診し、就労移行支援を利用したい旨をご相談ください(例えばネット上のセルフチェックでの診断は正式な診断結果とは認められませんので注意が必要です)。

発達障害の人は就労移行でどんな訓練をするの?

それでは、発達障害の人は就労移行支援でどんな訓練を行うのでしょうか?発達障害に限らず様々な障害を対象にしている事業所も多くありますので、まずは一般的な就労移行支援の訓練を紹介します。また、発達障害の方におすすめのプログラムを私たちCONNECTを例に説明します。

就労移行支援で行われる訓練内容

一般的な就労移行支援で実施される訓練は以下のようなものがあります。

●職業訓練(軽作業やPC等の事業所内作業やビジネスマナー等の各種講座など)
●職場実習(様々な業種・職種から実習先を選び、数日~数ヶ月単位で実習に参加ができる)
●日常生活訓練(生活リズムの安定や金銭管理といった生活管理や、服薬管理や運動といった健康管理など)
●就職対策(自己分析、適職診断、履歴書作成、模擬面接など)

ではCONNECTではどのような訓練があるのでしょうか。次に発達障害の方に特におすすめしたいプログラムを一部抜粋してご紹介します。

CONNECTで発達障害の方におすすめのプログラム

ディスカッション

ある一つのテーマについて複数人で討論や議論を行う訓練です。

大人数の場が苦手、相手の気持ちを読み取ったり自分の気持ちを伝えることが苦手という方に効果的であり、コミュニケーション能力が身につきます。

メモ取り

口頭での業務の指示を聞き取り、速く正確にメモを取れるようになるための訓練です。

相手の話を聞きながら同時にメモを取ることが苦手な方に効果的であり、マルチタスク能力が身につきます。

業務訓練

業務訓練とは利用者複数名でチームを組み、模擬の製造会社運営を行う訓練です。

納期を守って納品するために、同僚と力を合わせて作業に取り組む姿勢が求められます。

そのため、例えば人と関わることが苦手、自己流・こだわりが強い方には協調性が身につきます。他にも

●注意が続かない
●ケアレスミスが多い(不注意)
●臨機応変な対応が苦手

という方には持続力や安定性、報連相、優先順位を付ける力などが身につきます。

CONNECTのサービスについて詳しくはこちらから▶

CONNECTで発達障害の方が就職された事例

Aさん(女性・20代・ADHD)

Aさんの就労体験記はこちらから

Aさんの障害特性は「集中力を維持することが困難」「優先順位をつけるのが困難」「計画立てて行動ができない」などがありました。CONNECTでは作業訓練※を通して集中力を養ったり、担当支援員から優先順位が正しいかどうかのチェックを受けながら自分で翌週分の訓練の計画を立てる練習をすることで計画性や自己管理能力を身につけました。

※作業訓練…軽作業や事務系作業を行い、作業適性や配慮事項を明確化する訓練。集中力や正確性、問題改善能力等を養います。

Bさん(女性・30代・ASD)

Bさんの就労体験記はこちらから▶

Bさんの障害特性は「耳からの情報処理が苦手」「マルチタスクが苦手」「人との関わりが苦手」などがありました。CONNECTではディスカッションで少しずつ自分の意見が言えるようになったことで、苦手意識が強かった「人前で話す」ことを克服していきました。また、業務訓練では上司からの指示やミーティング内容などを常にメモに取るように心掛けることで視覚からの情報処理ができるようになり、さらには視覚化して整理できたことで複数作業の優先順位付けも容易になりました。

発達障害の方の就職先

次に発達障害の方の就職先を雇用形態別に解説します。

障害者雇用

障害を開示し合理的配慮を得ながら働くことができます。

厚生労働省の「平成30年度障害者雇用実態調査結果」によると、発達障害者の就く職業は

●販売の職業(39.1%)
●事務的職業(29.2%)
●専門的・技術的職業(12.0%)

の順に多くなっています。

また、障害者雇用のメリット・デメリットは以下の通りです。

一般雇用

一般雇用には障害を開示して働く「オープン就労」と、障害を開示せずに働く「クローズ就労」の2種類があります。

それぞれにメリット・デメリットがありますので、よく検討して決める必要があります。CONNECTからの就職者の方の中にも自分の働き方に合った方を選択し、長期就労されている方が大勢おられます。

また、一般雇用(オープン・クローズ)のメリット・デメリットは以下の通りです。

発達障害の方のための求人

最近では発達障害の方向けの求人サイトが多数存在します。「マイナーリーグ」はその代表例です。発達障害やグレーゾーンの方が働きやすい求人が紹介されており、無料で利用できます。中には発達障害の特性を活かしたスペシャリスト(専門職)採用もあります。

発達障害の影響で休職中の方は要相談

発達障害の二次障害によるうつ病などの影響で現在の仕事を休職されている間に、就労移行に通って転職活動をしたいとお考えの方もおられるかと思います。しかし、就労移行を利用できる条件として前述の通り「④原則離職中であること(※自治体によっては状況次第で就業中での利用ができる場合もある)」がありますので、まずはお住まいの自治体や就労移行支援事業所のスタッフに一度ご相談ください。

まとめ

では、最後にこの記事のおさらいです。

まとめ
  • ①発達障害のある方でも就労移行は利用可能
    ただし疑いがある場合も含め、医師の診断を受けていることが受給者証発行の条件となります。まずは受診し就労移行を利用したい旨をご相談ください。
  • ②CONNECTには発達障害の方にピッタリの訓練が多数あります
    様々な障害特性に対応したプログラムを通してスキルアップを目指せます。
  • ③発達障害の方の就職先には複数の雇用形態があります
    障害者雇用、一般雇用(オープン・クローズ)など自分の働き方に合わせたものが選べます。
  • ④休職中の方は要相談
    就労移行利用の条件として「原則離職中であること」があるため、まずはお住まいの自治体や就労移行のスタッフに一度ご相談ください。

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