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双極性障害の人におすすめの仕事は?適性や続かない人の対処法を紹介

2022.08.26

病気・障害の特性

こんにちは、梅田事業所の岡坂です。
今回はよく「うつ病」と診断されてしまう、「双極性障害」について解説していきます!

この記事は次のような人にオススメ
  • 双極性障害の人に合った仕事を知りたい人
  • 双極性障害があり、仕事を休んだり続かなかったりと困っている人
  • 双極性障害があり、仕事をするうえ受けられる支援について知りたい人

ではさっそく見ていきましょう。
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双極性障害とは

双極性障害は、躁(そう)状態うつ状態があり、受診するタイミングによっては、うつ病と診断されてしまう可能性があります。

それは、どちらから始まるか人によって違うからです。

躁状態とは「ハイテンションで気分が異常に高揚した状態」で、うつ状態とは「憂うつで酷く気分が落ち込んでいる状態」のことです。

双極性障害とはこの状態を交互に繰り返します

繰り返す中で、激しく躁状態が出るのが、双極Ⅰ型と呼ばれ、軽い躁状態が出るのを、双極Ⅱ型と呼ばれます。

双極Ⅰ型の激しい躁状態は睡眠をとらなくても活発に行動する、ギャンブルなどで散財する、誰かれ構わず話しかけるなどがあります。

双極Ⅱ型の軽い状態は、周りから「あの人らしくない」「いつもより元気」など小さな変化です。

一方うつ状態は、一日中憂鬱な状態で、眠れなくなったり、体を動かすことができないなどがあります。

双極性障害はしっかりと薬を飲み続け、生活リズムを整え規則正しく過ごしていれば、通常の日常生活を送ることが可能です。

正しい知識を身につけ、治療に努めれば、過度に心配することはありません。

双極性障害の人が働く難しさ

先ほどお伝えした通り、躁・うつを繰り返す障害なので、自分でコントロールすることが難しいです。

それに加えて、躁状態の時は人と積極的にコミュニケーションをとるのですが、自分を客観視できていないため空回りしてしまいます。そのため、後先考えずに行動してしまうことで仕事で大きなミスをしてしまったり、リスク管理ができない状態になってしまいます。

うつ状態のときは、体を動かすことができなくなる場合があるので、そもそも仕事に行くことができなくなってしまい、しばらく続くと休職をとる場合もあります。

双極性障害の人が症状を安定させるポイント

双極性障害は再発がしやすく、いかに再発を防ぐかが大切になります。

ここでは双極性障害の人がこれから仕事・生活をしていくうえで、過ごしやすくするためには、いったいどうすればいいのかポイントを3つお伝えします。

①服薬・通院をかかさず行うこと
→ 薬を自己判断で中断しない・忙しくてもきちんと病院に行きましょう。

②規則正しい生活を送ること
→ 仕事で徹夜したり、睡眠時間が短くなってしまうと躁状態になりやすくなるため、睡眠時間はしっかり確保し、生活リズムを崩さないようにしましょう。

③過度なストレスを避けること
→ 仕事でのプレッシャーや、生活面での悩み事などストレスを抱えこみ過ぎないように相談したり、はきだすことがとても大切です。

③については人によってストレス発散方法が違うので、一概に「コレをしてください!」とはお伝え出来ません。

従って、大切なのはご自身がどういったことをストレスに感じるのかという自己理解と、仕事の内容や環境が合っているかという仕事との相性をきちんと把握することです。

しかし、中々自分では気付きにくい部分ではあります。従って、第三者に相談し、客観的な意見をもらうことで発見がありますので抱え込まず話すようにしてみてください。

双極性障害の人が仕事を長く続けるコツ

先ほどは安定させるとポイントをお伝えしましたが、

ここでは仕事を長く続けるためのポイントを3つお伝えします。

事前に職場へ自分の病状を伝えておく

職場に事前に伝えておくのか、そうしないのかで休んでしまったときや症状が出ているときの周りの対応が変わります。

●ハイテンションになる
●いつもより元気になる
●仕事をし過ぎてしまう
など病状を事前に話し合い、どう対応しておくか決めておくことでお互いの安心感につながります。

また、睡眠時間が短くならないように、仕事量の調整や、休暇など具体的なことについても話し合う必要があります。

症状の予兆に気づける体制を作る

予兆を把握しておく、体調の変化を記録する、周囲の人に声を掛けてもらうなど症状が出そうな状態を把握しておきましょう。

例えば、

●ついつい話過ぎてしまう
●感情的になり、イライラしてしまう
●自信がわいてきて、計画を立てなくても何でもできる気がする
などは事前に第三者などに症状を伝え、変化があればすぐに気付ける環境にしましょう。
また自分でも把握できるように睡眠時間をメモしておく、躁状態を振り返ってどういう状態になっているのか書き出すなどしてみましょう。

症状が出たときの対処法を考えておく

他の人より早めに帰らせてもらったり、複雑な仕事内容は避けてもらったり、負担を軽くするようにしましょう。

また仕事以外にも、頻繁にコミュニケーションをとらないといけない、集中しないといけない作業など事前に配慮してほしいことを伝え、症状が悪化するのを防ぎましょう。

双極性障害の症状で仕事を休みたいとき

双極際障害は、体調や服薬に気を付けていてもコントロールできなくなるときがあります

状況によっては仕事を休んだ方がいい場合があり、医師と症状や仕事の状況、私生活での環境などについて相談し、今後の対応を確認しましょう。

ここでは休職中・退職時に利用できる、支援制度について紹介をします。

制度について(自立支援医療制度、障害年金、傷病手当金、生活保護)

自立支援医療制度

通院中の人や、再発防止予防の目的で通院している人の医療費の負担額を軽減する制度です。
所得や疾患に応じて、一ヶ月の負担の限度額が変わります。

障害者手帳

双極性障害の方は、精神障害保健福祉手帳を所得することができる可能性があります。
手帳を所得すると、公共交通機関の運賃割引や施設の利用料の割引、税金やいろいろな福祉サービスの控除を受けることができます。
仕事をする際には、障害者雇用枠で配慮を受けながら働くことができます

傷病手当金

障害や病気などで仕事を長期休むときに、収入が断たれ無収入になってしまいます。
その場合に、生活を保障するという目的で支給されるものになります。
最長1年6ヶ月支給されます。

生活保護

働くことが難しく、収入が低く生活に困った場合に、最低限度の生活を保障する費用が給付される制度になります。
受給条件はそれぞれ市町村で違うので、まず相談してみてください。

機関の紹介(就労移行支援事業所、ハローワーク)

就労移行支援事業所

障害をお持ちの方対象に、就職についてのトータルサポートをしている機関です。
体調安定やメンタルサポート、応募書類の添削や企業探しなど就職までの支援や、就職後の定着支援などのサポートを受けることができます。
今の仕事が合わず、転職や退職を考えている際には問い合わせてみるのがいいでしょう。

ハローワーク

退職後失業保険の申請のさい利用します。働いていた期間と収入に応じて金額や受給期間は変わりますので、退職された際は必ず行きましょう。
また障害や疾患をもってる方専用の、専門援助部門があり、障害者雇用枠の求人紹介や面接会などもおこなっております。

双極性障害の方の就職事例

なかなか仕事が続かなかったり、自分に合う仕事が見つからないという相談はよくあります。

その中で自分の障害を正しく理解し、しっかりと第三者と連携をとることで働きやすい環境で過ごすことは可能です。

また就職後の体調やストレスなど共有することで、早めに対策することができるメリットがあります。

仕事面が充実することで、プライベートにも余裕ができ自分に自信ができます

1人で悩んでいる人は誰かに話してみる、ここで紹介した支援機関を利用してみるなど自分以外に頼ってみると今までと違った発見や、新しい道が見えてくるかもしれません。

ここでは就職された双極性障害の方の実際の声を聴いていただこうと思います!

コールセンターのスタッフとして働き、今では上級オペレーターに!M.Gさん

面接での雰囲気が良く、しっかりとお話を聞いてくれたことがとてもよかったそうです。

入社してからは手厚い研修があり、約2か月先輩が横について指導していただいたそうです。

横から見られているという緊張感はありつつも、いきなり1人で放り出されるといった不安もなく横にいてくださる安心感を感じられております。

毎日努力され、勤務して2年弱ほどで、上級オペレーターになりました。

【関連記事】コールセンターの対応を極め、英語オペレーターになりたい!音楽活動も充実させたい!M.Gさん▶

社会保険業務でさらなるキャリアアップに向けて努力している、O.Yさん

一度「うつ病」と診断され、違和感を感じていましたが、「双極性障害」と正しく診断されたことでとても納得がいった様子でした。そこから正しくご自身の障害について理解を深め、訓練し、努力することで

障害とうまくコントロールできるようになったと感じておられます。

希望する資格を所得し、更なり目標に向けて修行しています。

【関連記事】資格所得できた自信と共に新たな目標に向かって頑張りたいO.Yさん▶

まとめ

いかがでしたか?

今まで悩んでいたことや、お仕事をしていた中で当てはまっていることがありましたか?

大切なこと
  • 自己判断せず、正しい障害への知識と対策をもっておく
  • 規則正しい生活を送る
  • 仕事でもプライベートでも頑張り過ぎず、余力をもつ
  • 1人で抱え込まず相談してみる

基本的なことと感じるかと思いますが、人はついつい頑張り過ぎてしまいます。

頑張ることはとてもいいことですが、なんでもし過ぎはよくありません。

基本的なことが疎かにならないように、少しの余裕を持つように意識してみましょう。

私が所属するCONNECTでは様々な障害を抱えた方がいらっしゃいます。

私たちは皆さまそれぞれにあった支援をさせていただきます。

1人で行き詰っている、どうしたらいいのかわからないなど頭を抱えておられる方がいらっしゃいましたら一度お話しに来てみませんか?

小さな悩み事でもなんでも一度CONNECTへご相談ください。

 


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