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就労移行支援が解説!精神障害者の履歴書「空白期間」の答え方と例文集

2026.06.26

仕事・訓練

こんにちは!就労移行支援事業所CONNECTです。

就職活動には欠かすことができない履歴書。「空白期間があるから、もうダメかもしれない……」そんなふうに、一人で不安を抱え込んでいませんか?

今回は、精神障害を抱えながら就職活動に励んでいる方の多くが不安を感じやすい履歴書の「空白期間」について、考え方や書き方、面接での受け答えのポイントをご紹介します。

この記事は次のような人にオススメ
  • 精神障害があり、就職活動中の方
  • 就職活動をしていて、空白期間についての悩みがある方
  • 今現在「空白期間」を過ごしていて、今後の就職活動に不安がある方

オススメ動画はコチラ▼

精神障害がある人の「空白期間」に対する企業のホンネと考え方

まず一番にお伝えしたいのは、空白期間(ブランク)があるからといって、それだけで不採用になるわけではないということです。「自分は不利なのではないか」と不安になる必要はありませんので、安心してください。

障害を開示して働く「オープン就労」において、企業が本当に知りたいのは「なぜ休んでいたか」という過去よりも、今働ける状態なのか」「安定して働き続けられるのかという現在と未来の姿です。選考では、具体的に以下の3つのポイントが求められます。

① 安定性(今働ける状態にあるか)

企業が何より求めているのは、あなたの現在の「安定性」です。なぜ今働ける状態だと判断できたのか、以下のような具体的な根拠を説明できるようにしておきましょう。

  • ・決まった時間に起床・通勤できる生活リズムが整っている
  • ・睡眠や食事がしっかりとれている
  • ・通院や服薬を医師の指導通り適切に行えている

② 自己対処(安定して働き続けられるか)

精神障害は体調に波が出やすい特性がありますが、波を小さくするセルフコントロール(自己対処)ができるかが大切です。「よく眠れない」など自分が体調を崩しそうなサインを把握し、それが出たときの対処法をリストアップしておきましょう。

  • 対処法の例 早めに休む、席を外して環境を変える、人に話して気持ちをアウトプットする

③ 正直に、誠実に伝える姿勢

なぜ空白期間があり、今はどう回復したのかを正直に共有することが重要です。 企業側は、今の状態を正しく知ることで、適切な業務配置や通院への配慮、トラブル時のサポートを検討しやすくなります。

求職者にとっても、オープン就労は「ありのままの自分」で安心して働けるという大きなメリットがあります。合理的配慮が受けられた方が、あなた本来の力を発揮しやすくなるはずです。無理なく働ける環境を整えるために、正直に、誠実に伝える姿勢を大切にしましょう。

【関連記事】発達障害の就活!オープン就労とクローズ就労の違いや選び方を解説

空白期間があっても採用される人の特徴

  • 「自身の障害特性を理解している人」
    自分の得意・苦手や、調子を崩すサインを把握しているため、必要な配慮を具体的に伝えることができるので、周囲がサポートしやすくなります。
  • 「通院や服薬管理が自立している人」
    医師の指示に従い自己管理ができている事実は、企業に「安定して働けそうだ」という強い安心感を与えます。
  • 「空白期間をネガティブに捉えすぎない」
    空白期間をただの空白ではなく、次へ進むための「リチャージ(充電)期間」として前向きに説明できる人は、面接官にも意欲的で健康的な印象を与え、採用されやすくなります。

 

【ケース別】履歴書・面接での空白期間の「答え方」例文集

ここでは、具体的な履歴書への書き方と面接での回答例を3つのケース別に紹介していきます。 

ケース1:療養に専念していた場合

【履歴書】回復の度合いと主治医の許可を合わせて伝えることで、「もう働いても大丈夫」という安心感を企業に与える。

NG「うつ病の治療のため、自宅にて療養に専念しておりました。」

OK「体調を崩し療養に専念しておりました。現在は主治医より就労の許可が下りており、日常生活や毎日の通所も問題なく行えるまで回復しております。」

【面接】「少し良くなった」などの曖昧表現は、再発リスクを心配されるので避ける。

NG「◯年間は体調が悪く、何もできずに家で寝て過ごしていました。今は少し良くなったので、御社で頑張りたいと思います。」

OK「〇年間は治療に専念し、現在は主治医より就労可能との診断を受けるまで回復しております。療養中に体調管理を見つめ直したため、セルフケアの方法も身についております。 」

ケース2:資格取得や勉強をしていた場合

【履歴書】なぜその資格を選んだのかが見えないと、アピール不足になる。

NG「体調が回復したため、自宅で◯◯の資格勉強をして過ごしていました。」

OK「体調の回復に合わせ、復職後に活かせるスキルを身につけるため、◯◯の資格取得に向けて学習に励んでおりました。」

【面接】資格を取得した動機が見えないと、働く意欲が低く見えてしまう。

NG「ブランク期間中はパソコンの勉強をしていました。MOSの資格を取ったので、事務職で活かせると思います。」

OK「復職をスムーズにするため、〇〇の資格取得に挑戦しました。毎日計画的に学習を続けたことで、実務知識だけでなく、デスクワークに必要な集中力や就業習慣も身についております。 」

ケース3:特に何もしていなかった場合

【履歴書】「何もしていなかった」→「働くための土台(生活リズムや体力)を作っていた期間」にポジティブ変換する。

NG「特に目立った活動はしておらず、自宅で過ごしておりました。」

OK「体調回復に合わせ、規則正しい生活リズムの構築と、ウォーキングなど就労に向けた基礎体力の向上に注力しておりました。」

【面接】体調が回復していても、「仕事モード」に切り替わっているか、ということも大切。

NG「特に資格の勉強はしていません。体調が良くなってからは、家の手伝いなどをして過ごしました。」

OK「体調回復後は、長く働くための土台作りに専念していました。毎朝の起床時間を固定し、日中は就労支援事業所へ通うなど通勤を想定した生活を続けてきたため、現在は◯時間勤務できる体力が十分についております。 」

評価を下げる「やってはいけない」答え方

空白期間の説明で、企業の信頼を失ってしまう代表的なNG行動がこちらです。

  • 「嘘をつく(職歴詐称)」
    職歴を偽っても、のちに年金手続き等で必ず発覚し、解雇リスクにも繋がります。
  • 「すべて環境や他人のせいにする(他責)」
    不満ばかりを話すと「入社後もトラブルを起こしそう」と敬遠されます。
  • 「根拠のない「大丈夫です」の一点張り」
    主治医の許可や通所実績など、企業が納得できる「客観的な事実」がないと安心してもらいづらいです。

 

ここまで回答例を紹介しましたが、自力で体調の安定を証明するのは簡単ではありません。そんなときは、専門機関に相談してみるのも一つの選択肢です。

就労移行支援を利用すれば「空白期間」は「職業訓練期間」に変わる

自宅で一人だけで就職活動を続けていると、この空白期間は企業からただの「お休み」や「療養のための休止期間」とみなされがちです。面接で「この期間は何をしていましたか?」と問われ、言葉に詰まってしまった経験を持つ方もいらっしゃるでしょう。
そこで、家族や友人以外の客観的な視点を持つ第三者として、就労移行支援を利用することに大きなメリットがあります。

就労移行支援事業所に通うという選択によって、空白期間はただの空白ではなく、「就職するための訓練期間(キャリア準備期間)」という前向きな実績へと変えることができます 。一人で抱え込む就活から抜け出し、就労移行支援を活用して空白期間を強みに変えるメリットを3つ解説します。

① 通所実績が最大の武器になる

「週○日、安定して通所できた」という事実そのものが、企業に対する最も説得力のある「回復と安定の証明(客観的データ)」になります。口頭で『もう大丈夫です』と伝えるよりも、確かな通所実績を示すことで、企業側は入社後の連続勤務をイメージしやすくなります。

② 支援員による「客観的な推薦状」

福祉や就職のプロである支援員が、あなたと企業の間に入ってサポートします。『この方の空白期間は、ただ休んでいたのではなく、次のステップへ進むために必要なスキルや自己管理能力を身につけるための有意義な訓練期間でした』と、第三者の視点から企業へ補足説明や後押しを行うことができます。

③ プロと作る「書類・面接対策」

空白期間を一人で振り返ると、どうしてもネガティブな表現になりがちです。就労移行支援では、一人では思いつかないような「ポジティブな言い換え」をプロのスタッフと一緒に考えていきます。あなたがこれまで過ごしてきた時間を、企業の心に響く前向きな自己PRへ変化させましょう。

就労移行支援の利用が特に向いている人

以下のような悩みや希望を抱えている方は、就労移行支援の利用が特に向いています。

  • 「空白期間を一人で説明する自信がない人」
    面接で空白期間を突っ込まれるのが不安な方も、支援員の客観的な視点があれば、企業が安心する前向きな説明へと変えることができます。
  • 「空白期間が長く、生活リズムの証明から始めたい人」
    いきなり働くのは体力が心配でも、まずは週○日からの通所を積み重ねることで、「毎日規則正しく活動できる」という証拠(実績)を企業へアピールできます。
  • 「実務経験が少なく、空白期間にスキルを身につけたい人」
    ただ休むのではなく、就労移行支援事業所でパソコンスキルや資格などの訓練を受けることで、空白期間を「キャリアの準備期間」という前向きな実績に変えることができます。

 

このように、一人での就活に限界やリスクを感じているなら、就労移行支援という「頼れる第三者」を味方につけるのが納得のいく就職への近道です。まずは相談や見学だけでも構いません。お気軽に、お悩みやご不安をお聞かせください。

就労移行支援CONNECTは、あなたの「働きたい」をサポートします

CONNECTは精神・発達障害者の支援に特化した就労移行支援事業所です。自分に合った「合理的配慮」を見つけ、企業と建設的な対話を行うためのサポート体制を整えています。関西・関東で12か所の事業所を運営し、通所が難しい方のためにオンラインコースでの支援も行っています。
CONNECTには精神・発達障害者の就職支援に特化した専門スタッフが多数在籍。個人の特性に合わせた訓練プログラムや実習のマッチングが可能です。就職後も企業との間に立って配慮内容の微調整を行うなど、しっかりサポートを継続。その結果、87%という高い職場定着率を実現しています(2020年度実績)。

各事業所の雰囲気やスタッフ紹介はこちらをご覧ください

施設内訓練はオリジナルの就職プランだから一切無駄がない

サービスは4つのコースに分かれており、あなたの課題に合った、必要なプログラムを提供します。

ライフスタビリティコース

体調と生活リズムの安定を目指すコースです。「毎日決まった時間に出社できる」という、就職に最も大事な力を身に着けます。

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仕事に必要な対人能力、マナー、作業能力をはもちろん、企業への配慮事項など、就職に必要なあらゆるスキルを身に着けます。

キャリアデザインコース

仕事ができれば何でも良いわけではありません。仕事とプライベートを充実させ「幸せに過ごす」ためにビジネスライフを設計します。

リクルートコース

採用を勝ち取るためのノウハウを伝授します。応募する企業の決定から、書類の作成、面接対策までスタッフがしっかりサポートします。

 

上記のプログラムに加えて、企業実習・インターンの実施や就職後の定着支援も行っております。

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まとめ

この記事の重要なポイントは以下の通りです。

POINT
  • オープン就労の就活では、「過去」の理由より、「現在と未来」の安定性が重視される
  • 空白期間は「見せ方(伝え方)」次第でプラスの実績に変えられる
  • 就労移行支援を利用すれば、空白期間が「訓練期間」に生まれ変わる

空白期間は、見せ方次第で「働く準備が整っている証明」に変えられます一人で悩まず、まずはCONNECTの無料相談を活用してみませんか?あなたに合った答え方を、私たちと一緒に考えていきましょう。

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